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映画『ざりがにの鳴くところ』感想(ネタバレなし)


なんか評価が良かったので観てみた。
一般的評価が良い作品は、大抵、自分のツボに刺さらないものが多いが、これもそうで、感動はなかった。
主人公が好きになれなかったのも理由の一つかなぁ。

冒頭からオチが読めたので、その答え合わせに対する焦燥感が先走って、「もう、そんなシーンええからはよ!」ってなってしまった。(←これは自分の性格の問題)
この作品は原作が良いらしいけど、正直、原作を超える映像作品に出会ったことがない。リングを除いて笑。

良い部分は、景色が綺麗。動植物や自然が美しい。ってくらいでサスペンス要素としての新鮮さや驚き、あっと驚くラストはなかった。伏線もいっぱい貼ってあったから。

ところで、
自分の言う、感動っていうのは、感情が動かされるっていうことなので、俗に言う御涙頂戴系や、恋愛、家族愛、ヒューマンドラマといった「ほら、これ可哀想でしょ? こんな境遇でもすごい頑張ってるでしょ? 俺の汗と涙の結晶を見てくれ! 余命⚪︎日……」みたいな感動してもらうために作った作品からは得られない。
「うわあーーー! すごい!! なにこれ!? えー!? もう一回見たい! うおおおっ!」
っていうのが、自分の求める驚き🟰感動であり感動したいんじゃなくて、感動させられたい

そんなわけで、「こんなの初めてみたよ! すげぇ!!」ってな、感動作品を待ってます!



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