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イスラエルの砂漠を散歩してたら戦争が始まった話③10/6(金)前夜編2nd

おはこんばんにちは、れんちょんと申します。前回の続きです。

ここまで書いて、スマホで書いた方が早く書けることに気づいたのでスマホで書くことにします。あと、帰国してから久々にADHDの薬を飲んで執筆するので文体に変化があるかもですがご了承下さい。

バスの乗り換えをミスってディモナという町から死海まで歩くということを決めた当時の心情はというと、まあ元々観光で来た訳では無いし(???)、修行みたいなもんだし、と思い込むことによって安息日のため公共交通機関が皆無という現状から目を逸らしているだけの心持ちでした。

ぶっちゃけ、バス乗りたかったです。楽だし。

でもまあ自衛隊の時の訓練で1日に100km近く歩くこともあったので、別にそこまで難しいわけではないなあ、とナメてたというのもあります。


振りまくって炭酸抜きコーラを錬成

装備としては、朝に買った食べかけのベーグル、飲みかけのコーラ(炭酸抜きコーラにしました、バキが好きなので)(知らない方はググってください)だけです。言い忘れましたが、荷物はカバンひとつだけです、スーツケースなどはロストバゲージが怖いので持っていません。あと、靴も蒸れるのが嫌なのでビーチサンダルだけです。


ギョサンっていうビーチサンダルです

客観的に見ればビーチサンダルで砂漠を歩く異常者みたいに見えますが、ちゃんと合理的な理由があります。ギョサンという小笠原諸島の漁師の方が元々履いていたビーチサンダルなのですが、岩場で滑りにくく、グリップ力や耐久性に優れていて、なおかつ砂漠を靴で歩くと砂が入りこんでくるのを回避できるのです。まあ正直めっちゃ疲れはしますが…

なんかnoteは動画貼れないみたいなので砂漠写真をいくつか貼っておきます。ちなみに、ネゲヴ砂漠という昔モーセが歩いたなんかすごい感じの砂漠です、というかイスラエルはだいたいネゲヴ砂漠です。


謎のオブジェ なにか知ってる人は教えてください


ペイントされた岩


なんか綺麗ですね


なんかヤバそうな警告


途中経過

ここで、疑問に思ってる方もいるかもしれません。砂漠でも電波が通じるの?と。結論から言えば、電波飛んでるとことそうじゃないところがありました。イスラエル、軍もサイバー領域にすごい特化してるし(あやふやな知識)、電波の中継ポイントをなんかがんばって砂漠でも極力ネット使えるようにしているんじゃないでしょうか。

電波が届かないところでは、スマホのコンパスアプリとGoogleマップを駆使して迷わないようにしていました。Googleマップ、実はネット繋がらなくても一部機能は使えるんです。

実は前にもトルコのカッパドキアという岩だらけの地帯を歩いたことはあったので初めてではないんですが、やはり歩きにくいし足が痛いし砂ぼこりが舞っているし、自動車は偉大だなあと改めて実感しました。


昔歩いたカッパドキアです

あとまあ、暑いんですよね…当たり前ですが、良くも悪くもいい天気で、直射日光がガンガン当たるし風が強いし…😿


小銃を背負ってラクダに乗ってるおっさん&ラバに乗る子供

砂漠といえども、ジープに乗るアラブ人やラクダに乗って旅してる謎のおっさんはいるわけで、すれ違う度にシャローム!(笑顔)と挨拶をしました。

シャーロームשָׁלוֹם šālôm [ʃʌ'lom], アシュケナジム式:šólem, sholom, sholym)はヘブライ語で「平和」を意味する言葉。ヘブライ語の挨拶のひとつでもあり、日本語の「こんにちは」に相当する。


Wikipediaによるとこういう意味らしいです。イスラエルでは、とりあえず笑顔でシャローム!って挨拶をしておけばなんとかなる節がある気がしました。


🐫

途中で放牧されてる半ば野生のラクダとエンカウントして、ビビってChatGPTに謎の質問したりもしました。間近で見ると、ラクダってすごく大きくて怖いんです…


ラクダは指示はしてこなかったです

ぼくはアホなので、この辺りでやばいことに気づきました。水分が圧倒的に足りないんです。というより、持ってきた水分がコーラだけだったので、飲めば飲むほど喉が渇くんですよね…

砂漠でコーラは厳禁だということを身体で学びました。

しかしながら、偶然ジープで通りがかったアラブ人のおっさんが「どこへ歩いて向かってるんだい?死海!?クレイジーだね、水をあげるよ!」と言いながら謎に水をくれたので、死ぬほど感謝しながら水を飲んだりしました。さらに、途中まで方向が同じだったので5kmくらい同乗させてもらいました😸


命の水です

これを読んで、いやそのおっさんいなかったら危なかったじゃないか、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、なんだかんだ水がなくても死にはしなかったと思います、歩き始める前にディモナでそこそこ公園の蛇口で水を飲んでいたので(?)


夕焼け綺麗ですね


セメント工場がありました

この時点で20kmくらい歩いてましたが、普通に疲れてきました…そしてさらに水を貰ったりしました!


優しさに感謝 NostrというSNSに投稿しました

ワンピースのおかげで、メントスを手に入れました。尾田栄一郎先生に心の中で感謝しました🙏

そうして歩いているうちに夜になったのですが、真っ暗な砂漠から見上げる星空は本当に綺麗でした(写真なし) 

夜の砂漠は寒くて風も強く、そして真っ暗なのであまり歩くのに向いてないなあ、と感じました(小学生の日記並の感想)

夜通し歩いて死海に向かおうと思っていたのです

×××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××みたいなことがあったので、急遽ヒッチハイクして別の町に泊まることにしました(宗教的・政治的にセンシティブな出来事なので、オープンにすると間違いなく炎上しそうなので後ほどモチベあったら書く有料まとめ編で公開します)(というかワンチャン歴史に残るかもしれない出来事でした)


看板


アラドに泊まることになりました

この時点で死海まで30km、翌日早めに起きて歩いて死海に向かい昼頃に着き、夕方バスでエルサレムへ戻り観光を少しして出国しようかな〜と考えていました。

しかしながら、この計画は早々に崩れ去ることになります。


次回、襲撃編(前編)に続きます

がんばって書きます

あと、どうせそのうち鍵閉じるので気軽にTwitterでRTしてくれていいんですよ!?反響が来ると書くモチベになるので(頑なにXと呼ばないスタイル)


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