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『オオカミ狩り』、隠れB級映画の怪作!!

怒涛の仕事が終わって、まず最初に観る映画を何にするか?
難しい映画や重たい映画は疲れた身体に厳しすぎるので、アクションとかホラーみたいな体験型のエンタメを!ということで『オオカミ狩り』をシネマート心斎橋で。

(以下、ネタバレ含みますので、関係ねぇ!て方は読み進めてください)

予告編で薄々気づいてたけど、「思ってたんとちゃう!」系の映画で、その中でも怒涛の「あ、そっちまで話が行っちゃうん?!」的展開。
というか、前半の真ん中くらいでヤツが登場する。出し惜しみ無し。

そこからは、むしろアホ映画では?というレベルのB級っぽい怒涛の展開に、半笑い浮かべて興奮する。最高。

でもこの監督、何考えてるんだろう?(笑)

普通はさ、『キョンシー』とか『プレデター』みたいに、あの伏線やらこの設定やらいっぱい出てくるのを活かすよね?設定活かして対決するよね?弱点つくよね?各キャラの得意技で見せ場作るよね?
あと、たくさん死ぬなら『ファイナルデッドコースター』みたいに色んな死に方を見せるよね?

でも「こういう映画を観てるお客さんはそれ、期待しますよね? でももうそういうのは飽きたんじゃないですか? だからハイ、筋肉で解決〜!筋肉で即死〜!全部筋肉〜!」というかなり意識高い(低い?)悪意を持って、ひたすらパワープレーと血しぶきだけで突き進んでいくのだった‥。
血の量の飽和状態とか知らんし、という態度。ひどい(褒めてる)。

何かあれを思いだした。
あれ、ピーター・ジャクソンの『ブレインデッド』。

個人的には、石井731部隊(みたいなの)とか出すんだったら、もっと偽歴史とか悪魔崇拝とかオカルトを掘って欲しかったけど、
それもこれも血しぶきの飾りだから、まぁこれでいいのでしょう。

誰かと一緒に大笑いして観れたら、
良い友達になれると思います。


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