鬼の島と猫の島をめぐる。
それは、3年程前仙台を旅していた時の出会いだった。
「瀬戸内国際芸術祭とても素敵ですよー!」
ゲストハウスで知り合った、香川在住の方から教えて頂いた情報。当時芸術とかにあまり興味は無かったが、何だか心が惹かれた。
おすすめされてから3年後、私は瀬戸内海に向かっていた。
とうとう念願の瀬戸内国際芸術祭に行って来たのだ。
芸術祭はじめに降り立ったのは、鬼ヶ島伝説が残る島、女木島。
船付き場の近くから可愛いアートがお出迎えしてくれた🦆
島を徒歩で歩きながら、アート鑑賞。初瀬戸内国際芸術祭ということで、全てのアートが新鮮で、写真の撮りがいもあった。
近くに瀬戸内海があることが何とも贅沢なひとときだった。
ひと通り散策した後は、鬼ヶ島大洞窟へ移動。
受付のオジサンがチャーミングで、お伽噺の世界観を味わえた。(洞窟をひとりで散策は少々怖かった‥。)
帰り際、テレビの撮影隊が洞窟に入っていくのを目撃!!!!
女木島から次の目的地男木島に移動した。
男木島は坂が多く入り組んでいる為、アート作品を周りながら見つけることが、探検しているようで楽しかった。
そして‥猫がとっても多い島🐈
人懐っこい猫に癒された‥笑
今晩は男木島の宿に泊まる為、最終フェリーのお見送り。
同じように島巡りをしていた学生さんと仲良くなり全力で手を振った。
沢山いた観光客の方たちがいなくなると急に人の気配が島から無くなり、自分だけ島に取り残されてしまったように感じた。
とっても不思議な体験が出来たような気がする‥。
何とかもっていた天気も、どんどん悪くなってきたため、今日泊まる宿へと急いだ。
男木島では民宿「さくら」さんに宿泊した。
こちらのお宿、旦那さんが漁師なのと、奥さんがお料理上手で本当にご飯が美味しかった。
偶然同じ日に宿泊した方はリピーターさんで、今回で何と5日目!!!!
このお宿に泊まる為に男木島を訪れる人も多いそうだ。
夜遅くまで、旦那さんと奥さんとリピーターさんとお喋りが弾み、楽しい一夜を過ごせた。
夜の豪雨から一変、翌朝はカラッとした晴れだった。
朝ご飯も本当に美味しく、モリモリいただいた。
出発する時、最後まで宿の奥さんがお見送りしてくれた。
とてもとても心が温まる素敵なお宿だった。
「また、来ます」
そう胸に誓って、私はフェリーに乗り込み次の目的地直島へと向かう。
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