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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエストのBL性

西部の男たちのBL

僕は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ウエスト』が心の底から好きだ何故なら僕はこの映画をBSで20年前以上に見て心奪われた。

何故か?それは『ブロークバック・マウンテン』と表裏一体だからだ。

アン・リー監督の『ブローク・バックマウンテン』は西部の男たちの無邪気なBLの本質を突いたBL西部劇の名作中の名作だ!

彼らは西部が保守的でゲイをリンチして殺すが故の土地だからこそ愛が光り輝く!

だから西部劇は禁断のBLの輝きを保つのだ。

これは是非ともBL好きの女性たちに強く訴えたい。

西部劇は命を最も賭けたBLでその銃弾は心を打ち抜き命をも奪う禁断の愛だからこそ燃え上がるのだ!

その定理は決闘と言うシステムにある。

西部劇はこの世で最も簡単かつ最も難しい創作の基本であり応用が試される究極のエンターテインメントだ!

それは決闘と言う主人公とライバルの究極の愛の告白ともいえる闘いを如何に盛り上げるかだ。

そこには相手の命を奪うには早く抜くよりも確実に心と体を奪わなければならない。

その定理はまさにBLそのものだ!

これを逆算して物語作らないと一切成立しないのが西部劇だ。

彼らの心のドラマである復讐心やライバルによって奪われた誇りや家族や大切なものを如何に取り戻すかだ!

そこを描けない奴は創作者失格である。

つまりはドラマの軸に如何にBLの定理である禁断の関係に持ち込むのに必要なドラマの定理が決闘と言う形で集約されてるのだ!

だからこそプラトニックBLの究極態が西部劇なのだ!

その心理を一番理解した監督がいる。

セルジオ・レオーネで彼の最高傑作の中の最も今評価しなければならないBL西部劇である『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ざ・ウェスト』だ!

ここではBLポイントを絞って説明したいと思う。

それでもまぁ全編食うか食われるかと言うBLの中でジルと言う母親のような黄金のハートを持つ娼婦を通して語られる。

まぁ黄金のハートを持つ娼婦と言う表現や存在は今の世では確かにフェムニズム界隈で問題あるがここでは娼婦と言う存在が#Metooの体現者であり#BLMの先駆けである存在として描かれる。

現にジルのクラウディア・カルディナーレがこの映画や物語の主役でジルが男たちの争いや殺戮を沈めそして西部を見守る女神の象徴として君臨してるので彼女が圧倒的に強い証拠でけして男性社会に搾取されずに常に進歩の象徴として男性が殺戮してるのに対してジルは何があろうと気高さを忘れない女性として描かれまさに#Metooの象徴であり最後に#当時差別の対象で現在アジア系ヘイトクライム問題でトランプが言ったチャイナウィルスの言葉で被害に会ったアジア系の代表格である当時のアジア系アメリカ人の当時でいうところの中国人鉄道夫も平等に接するのが修復された画面で確認できるので出来れば4Kバージョンでソフトが出て欲しい

 ハーモニカ

冒頭汽車を待つコートを着た三人の男たちがいる。

この汽車の定理を覚えて欲しい。

この映画や物語の構造がここに集約されてるからだ!

この三人の男たちが男を待つ間の異常なまでに長いギネスにもなっているOPである。

だが彼らは戯れている。

一人はハエで遊び

一人は帽子の水滴で水を飲み

一人は籠の鳥で遊んでいる

この待つ間に汽車がくる。

だが汽車を降りても彼は来ない

三人の男が諦めたところ

ハーモニカが鳴り響く

ハーモニカが訪ねる

「フランクは?」

だがハエで戯れた男が言う

「さぁ?馬が足りないようだ?」

ハーモニカの男が首を振る

「いや!二頭余る」

その瞬間一瞬で寒気が引いた三人の男達は拳銃も抜くもハーモニカの男が早く抜き男たちは倒れる。

だが一発ハーモニカの男に当たってた。

だが死ななかったハーモニカの男は!

それはお前ら三人の銃弾じゃ俺の心やハートは打ち抜けない!

フランクお前だけは俺がハートと体を射抜いて駆逐してやる!

と言う宣言にも見えた!

つまりはハーモニカがフランクを何故ハートと体を駆逐してやるようになるのかそれは劇中で示されるのでここでは敢えて説明しない

シャイアン

シャイアンとハーモニカが会うシーンもBL的だ。

シャイアンは一人ずつ銃の腕の品定めしてるところからBL的だ

誰が俺のハートと体打ち抜けるかな?

と試すように

そこにハーモニカにスタンドをぶつける

ハーモニカの男は黙ってハーモニカを吹く

シャイアンは言う

「変な音出すなよ」

立ち去ろうとした瞬間

ハーモニカの不協和音が鳴り響く

シャイアンは一瞬で理解した

こいつは最高に俺のハートと体をハーモニカだけで打ち抜きやがった!と!

シャイアンの体とハートはもうハーモニカの男のものになった!

フランク

フランクは冷酷非道の男だ人殺す事は一切躊躇しない究極の比類なき魔物でジルの嫁ぎ先であるマクベイン一家虐殺するときでも子供が生きてた時敢えて部下が名前を呼ぶ状況で「どうするフランク?」と呼ばせた後「名前聞かれた!」と顔色変えずに子供を殺す本物の悪魔だ!

それはニチアサ民及びプリキュアスタッフに『ヒーリングっどプリキュア』のダルイゼンをDV野郎扱いした連中やシリーズ構成及び脚本書いた香村純子がこのような暴力の現場にいない証拠である。

何故ならこのような暴力の現場に常にいたのがセルジオ・レオーネだ!

理由は1948年のイタリアンネオリアズモの名作『自転車泥棒』の助監督してたのがセルジオレオーネでセルジオレオーネの映画はいつも子供が犠牲者だから相当このような子供を虐げる社会状況に怒ってた証拠だ!

イタリアンネオリアズモの特徴はリアリズムだ!

それは今の日本人が犯罪犯せば自己責任でダルイゼンのような子供はビョーゲンズとプリキュアが殺そうとする今の社会そのものを告発する映画だ!

本当に悪いのはダルイゼンが何故悪いことしなければならないのかを描きそのような社会を告発したのがイタリアンネオリアズモである。

それは故・高畑勲や宮崎駿や片淵須直などの名匠のリアリズム描写に影響与たことで知られている。

そして何よりも東映アニメーションのリアリズムの描写が引き継がれてるのがニチアサでありその根源はイタリアンネオリアズモだ!

それを忘れていて目先のくだらない正義に埋没してたのが『ヒーリングっどプリキュア』だ!

それは最早それは欲に溺れてフランクを殺そうとしたフランクの部下たちがフランクとハーモニカの男に正義でも悪ですらもない存在として地獄の窯に焼かれていくのと同様の連中と大差ない扱いとして罰せられた。

僕にはセルジオ・レオーネの怒りが聞こえたお前らの正義は所詮は金儲け程度の正義なんだよ!

そんな連中は神と悪魔の死の宣告受けて死んでしまえ!と!

当然このフランクとハーモニカの男の関係はアベンジャーズの関係の甘いBLではない。

お前を仕留め駆逐するのは俺だけだと言う死の宣告に近い駆逐のBLだ!

そして何故ハーモニカの男がフランクに体とハート打ち抜かなければな無かったのかをフラッシュバックしていく

ハーモニカの男もまたダルイゼン同様命を弄ばれたからだ!

しかもフランクの遊びの道具に!

兄を殺したくなければ足をつけるな?

何?

ハーモニカの音色が聞きたいな

そして絞首刑状態のハーモニカの兄とハーモニカの少年が映る

彼らは香村純子の主義主張ような人間のクズで自分は何でも赦されてるからこういう事が許されるのだと本気で信じてる男の象徴がフランクだ!

そう気が付いたかと思うだろうが真のDV野郎で女性の敵で子供の敵であるのは香村純子やフランクのような輩許す社会なのだ!

彼らこそ真の寄生虫で花寺のどかちゃん事キュアグレースをダルイゼンをDV野郎と思わせることで社会の秩序を保とうとするクズなのだ!

それはコロナ禍で徹底して僕らを助けない社会そのもんだ!

その香村純子を代表する社会そのもののフランクを駆逐するのがダルイゼンであり現実問題ダルイゼンやっつけたら社会からダルイゼン扱いされる花寺のどかことキュアグレースの怒りの銃弾が体とハートを打ち抜き香村純子を代表するような社会であるフランクを倒すのだ。

そうなれば比類なき魔物の社会もお終いだ。

今度は命を弄ばれる番だ!

香村純子はアニメージュ2021年度2月号のインタビューで答えた

女の子は必ずしも女神ではないし必ずしも優しくもない

残念ながらそれは命を弄ばれた人間や西部ではこうだ

ここでは死ぬときは駆逐するまで殺すべきなんだ

何が女の子は必ずしも女神ではないし必ずしも優しくないだ!

甘ったれんな!

じゃあ!おまえはそれで何してくれるんだ?

そんな平和ボケした正義などハーモニカの音にもならねえぞ!

と言う無言の残酷な現実をかみしめながら比類なき怪物のフランクはゆっくり倒れる。

そう真の弱肉強食の前では手前もそれ以上に嬲り殺されるんだよ!

そうこれは駆逐のBLという事で『進撃の巨人』に近いBLになっている

現に大人たちは香村純子のようなクズみたいな正義唱えるが実際に巨人が現れたらただ食われるしかない

現実にアニメの『進撃の巨人』のシリーズ構成が香村純子が憧れた小林靖子なのが皮肉な話だ!

香村純子の正義など所詮は西部ではハーモニカの音巨人の前では悲鳴以下だと教授してるかのようだ!

BLを西部劇神話として描く意図とは!

それが真のフェミニズムであり!

真ののフェミニズムは女神であれ誰にでも優しくあるべき

そして最後はハーモニカの男を救うためにシャイアンが命を懸けてハーモニカ救い野垂死んでもいいと思ったのはハートと体射貫かれたからだ!

そうこれはジルを視点としてハーモニカの男とシャイアンの大恋愛巨編として描いたのがこの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ウェスト』なのだ!

現にシャイアンと死に別れたハーモニカの余りにも切ない顔はBL史上に残したい顔だ!

そんな彼らの愛や男たちを包むのはBLを嗜む人々や我々である限りないやさしい人それがジルなのだ!

ジルは女神だし誰にでも優しくあれの人物だ!

それが真のBL魂のような気がする

僕らはBLは大好きだよ!

それはジルのように誰にでも優しくなれるし女神であるべきだからだ!

それはもう目先の正義だけで男をやっつけるバカとは違うんだという証明だ!

それこそ真のフェムニズムであり真の#Metooであり#BLMの魂の気がする

是非とも『心の指紋』読んでもらえればありがたいです。 これはまだプロットタイプですので有料化の際はサービスします