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働きながら国家資格を目指そう!

国家資格とは国の法律に基づいて設けられた、特定の職業に従事することを証明する資格です。一般的に国家資格は就業前に取得します。しかし、就業後であっても国家資格を取得することが可能です。
 
この記事では働きながら国家資格を取得する方法について解説します。

働きながら国家資格を取る3つの方法

働きながら国家資格を取得する方法は大きく分けて次の3つです。

  • 通信講座で勉強する

  • 独学で勉強する

  • 専門学校の夜間部で勉強する

通信講座で勉強する

国家資格の勉強は通信講座で進められます。通信講座であれば、専門学校に通学するよりも費用を抑えられます。また、家事や育児、仕事などの予定を考慮したうえで、比較的自分のペースで国家資格の勉強を進められるのも、通信講座を活用するメリットです。
 
一方、通信講座は自宅で勉強を進めるため、人によっては一人でモチベーションを維持するのが難しい傾向にあります。モチベーションが低下すると、国家資格取得の勉強を諦めてしまいかねません。また、通信講座は質問が可能ですが、すぐに返信が来ない可能性があります。

独学で勉強する

国家資格は専用のテキストや過去問題を活用すれば、独学で勉強を進められます。独学で国家資格の勉強を進めるメリットは費用を抑えられるという点です。通信講座や専門学校よりは費用を抑えられるでしょう。また、独学であれば通信講座や専門学校よりも勉強のペースに自由度が生まれます。
 
しかし、独学で国家資格を勉強するとなると、学習後のモチベーションを自らで維持しなければなりません。また、学習において疑問点、不明点が出ても質問する相手を見つけるのが難しい可能性があります。

専門学校の夜間部で勉強する

国家資格のなかには、指定された養成所を卒業することが条件の資格もあります。例えば言語聴覚士は道府県知事が指定する言語聴覚士養成所を卒業する必要があります(※)。言語聴覚士を働きながら目指すのであれば、昼夜間部のある専門学校の卒業が必要です。

専門学校の昼夜間部は一般的に平日は18時~21時ごろに開校、土曜日は9時~16時ごろに開校しています。授業の時間は昼間部よりも短い傾向にあるものの、仕事終わりに通えることから、効率重視で学びたい社会人におすすめです。
 
※ 一般社団法人 日本言語聴覚士協会「言語聴覚士を目指す

専門学校で国家資格を目指すメリット

専門学校で国家資格を目指すメリットとして、国家資格のための学習環境が整っているという点が挙げられます。専門性に長けた講師から指導してもらえるのはもちろん、他の生徒もいるため、国家資格のためのモチベーションを維持しやすいでしょう。また、勉強で不明な点が出ても、すぐに講師に質問可能です。独学や通信講座の場合、不明点をそのままにしてしまい、モチベーション低下の要因になりかねません。

専門学校であれば卒業後の転職も有利

専門学校には業界からさまざまな求人情報が寄せられます。そのため、働きながら国家資格を目指している場合、資格を活かした転職活動も進めやすいでしょう。通信講座も独自の求人情報を所有している可能性はあるものの、専門学校よりもその数が少ない傾向にあります。また、専門学校ではセミナーや説明会を開催しているのも特長です。

【まとめ】専門学校などを活用して働きながら国家資格を取得しよう

国家資格は通信講座や独学、専門学校への通学など、働きながら国家資格が取得可能です。それぞれにメリットがあります。なかでも夜間の専門学校であれば、学習環境が整っているうえに資格取得のためのモチベーションを維持しやすいでしょう。国家資格のなかには、指定の養成校を卒業する必要があります。例えば、言語聴覚士を目指すのであれば、昼夜間部を設けている専門学校を選択して資格取得を目指しましょう。

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