見出し画像

「意味の錬金術」

 意味の錬金術というものを考えています。と言っても、『魂の研究』で記述した、意味の三形態である、「気体的意味」「液体的意味」「固体的意味」を、そのまま行為的にするだけなのですが。

 「気体的意味」は極めて抽象的な、未だ茫漠とした元型、「液体的意味」はある程度固まったが、未だ動的な元型イマージュ、そこから言語化されることで固まり、「固体的意味」になる。

 意味を気化させたり、液状化させたり、それを固めたりする、という風に自由に破壊・再生出来れば、やがて黄金の言葉を創り出すことが出来るかもしれない。この業を意味の錬金術と呼ぼうと思います。

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?