見出し画像

ニートが居る我が家は(ほぼ)ゴミ屋敷

子育て中の皆様、参考になりますと幸いです。
全く参考にならないかもしれませんが、反面教師にしてくださいませ。

今回はニートが居る家で在宅ワークをする私の「家」のお話。
※ニートのことをAとします。

タイトルにもある通り、
我が家はほぼゴミ屋敷です。
「ほぼ」というのは部分的だからです。
ゴミまみれなのはAの部屋と、リビングの半分。
いや、半分以上かも。

一部切り抜き これの3倍ほどゴミが置かれている

なぜこんなことになっているかと言いますと、
きっかけは十数年前まで遡ります。
部屋が狭いと文句を言う学生時代のAに
親がリビングの一角に教科書や制服を置くための棚を一つ与えました。
それが悪夢の始まりです。

Aの趣味は某プラモデル。
箱も捨てない。部屋はゴミだらけ。
(本当は部屋もそんなに狭くない)
予想通り、
リビングに教科書以外のものを置き始めます。
当然棚に収まるわけもなく、
私物をリビングに置いていきます。
ショップから届くDMや
プラモデルに使う道具、怪獣の置物等
机や床にどんどん置いていきました。
勿論親も私も片付けろと言います。
その時は返事をするものの、片付けたことはありません。

それからもう十数年、そのままになっています。
「そのまま」になっているので、ほこりまみれになっています。
大切にしていたはずの怪獣も可哀想なことに
黒からグレーの毛が生えた怪獣に変わっています。

↓見せられる部分のみ切り抜いてみました。
※潔癖性の方は閲覧注意※


現実のゴミの一部

この状態なら捨てればいいのに、捨てません。
ちなみに、勝手に捨てると暴れます。
手の施しようがないのです。

我が家では自分の部屋のゴミは自分でまとめ、
自分でゴミ出しに行きます。
(大人なのでルームシェアのような状態)
ですが、
Aはお菓子の袋ひとつ、棒付きアイスの棒1本、
絶対にリビングや家族共用のゴミ箱に捨てます。
たまに部屋のゴミがたまると、
リビングのゴミ箱に捨てにきます。
リビングのゴミ箱は一瞬でパンパン。

(恐ろしい話ですが、ニートAは30代です。
いい大人です。)

そして、数年前からついに
こっそり通路の棚の上に段ボールを置き始めました。

棚上の段ボール 名前は隠しています

リビングに置くとバレるので、こっそり。
悪いことしてる自覚はあるのです。

こんな人間が育ってしまいましたが、
親が悪いと責めるつもりはありません。
子どもも親とは別の個体です。
きっと、
こんなことになるなんて普通は想像できません。
普通の環境で育ってきた親にわかるはずがありません。
それに、高校生以上の人間はもう
親がコントロールできる範囲にはないと思います。
ただ、私を含め、
もっと強い人間が家族に居ればよかったのにとは思います。

ここからはただの愚痴ですが
学生時代、
私は親よりもAが視界に入る時間が長かった上に、
喧嘩と称し半ば暴力を振るわれていたので
Aがとんでもない人間だと知っていました。
思えば小学生の頃から
なんでも他人のせいにする人間でした。
でも、私の言うことは親には聞き入れられません。
こんなことが起こるなんて、親の辞書には載っていないのです。
まさかこんな人間が身の回りに存在するとは思いもしなかったのです。

きっと、真面目に生きている人ほど思ったことがあると思うのですが
やけに腫物の方が大切にされたり
レベルが低いものに合わせなければならない風習がありますよね。
手がかかる方が最初は可愛く見えるものなのか、
腫物と向き合うのは面倒くさいからなのか、
想像できないからそうするしかないのか、
全部、ですか?

脱線してしまいましたが、
仕方なかったとはいえ、
考えるほどに「あの時こうしていれば」が止まらなくなります。

私はこんな環境で育ったので人生で一度も家庭を持ちたいと思ったことはありません。
絶対に持ちません。

何か変だな、
と思うことを見て見ぬふりをしていると
もっと大きな面倒事に発展する可能性があります。
ただ、自分の力ではどうしようもないことが多いです。
そんな時は
近くに助けを求められる人が居るならば、
すぐに助けを求めた方がいいと私は思います。

近くに居ない場合どうすればいいのか、
それは私も知りたい。助けてほしい。

この記事が参加している募集

#リモートワークの日常

9,714件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?