大残渣

だいざんさ、です。 大きな残りかす、という意味です。

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最近の記事

虚無ぃ

2024年10月18日(金) たぶんここ最近で最も虚無ぃ1日になった 「虚無ぃ」は昨日思いついた あまりにやることが無駄で、やるせなく、どうしようもない そうなってふと頭に浮かんだ たぶんまだ辞書には載ってないはず きょむぃ 発音は各々にお任せします 今日は父の法事で帰省するために羽田から福岡まで移動する日 まずこの「法事で帰省する」っていうのが若干虚無ぃ 法事で親戚と会えて「あぁ久しぶりやねー」とか「元気にしちょるかい?」とか言い合えるならいい 今回の法事はみんな

    • どのソフトクリームを食べますか

      ちょっとふわっとした話 何かを選択しなきゃいけない時 Aを取るかBを取るか その2択を迫られることは多々あります 例えば、 あなたは旅行をしています 途中訪れた牧場に美味しそうなソフトクリーム屋さんがありました そこにはこだわりのミルクを使ったバニラソフトと、地元で取れたいちごを使ったストロベリーソフトが置いてありました さて、どっちを食べましょうか こういう時、いろんなことを考えると思います ソフトクリームの例なのでシンプルですが、もっと複雑な選択を日々迫られてい

      • 僕とメガネ

        メガネをかけ始めたのは10歳かそのあたりだったと思います 家系的に目が悪いのもそうですが、暗い部屋でゲームボーイをし続けたのが悪かったようです 当時のゲームボーイには液晶のライト付いてなかったですからね 最初は青いフレームのメガネだったと思います とにかく安いのを買ってもらいました ただ当時はJINSやZoffみたいな1万円くらいで買えるメガネはなく、3〜4万円くらいした覚えがあります その時 「メガネは高いけどしょうがなし買うもの」 という印象がつきました その後壊

        • 2024年大相撲秋場所8日目(中日)観戦

          事の始まりは今年の6月22日 その日麻雀をしてドイツ料理を食べるという最高の休日を過ごしてたのですが、そこで「大相撲を見に行きたい」とノビッタさん金庫番さんが言ってくれました 相撲に興味を持ってくれてるというのが嬉しすぎたので、熾烈なチケット争奪戦を制し、中日のチケットを獲得した僕たちはいざ国技館、という流れになりました 先んじてノビッタさんと集まり、両国駅横の江戸NORENにて味噌ラーメンの昼食をとります 思ったよりボリューミーな昼食でこの後の機運を高めつつ、金庫番さ

          ガラケーがまだガラケーと呼ばれてない頃

          先日母が家に来た時に古い携帯電話を置いていった これは僕が中学3年生の時に初めて持った携帯です SONYのSO903iという機種です 当時よく音楽を聴いていたのですが、この背面で再生のコントロールできるのがすごく魅力的でねぇ 一目惚れしました 本当は黒が欲しかったんですよ でも在庫がオレンジしかなくて どうしてもその日に使いたかった僕は唯一在庫のあったオレンジにしました 目立つよねぇ、これは若いうちにしか持てない色 青春という言葉にオレンジは入ってないですが、こうやって

          ガラケーがまだガラケーと呼ばれてない頃

          雨とステテコ 2/2

          2017年7月5日から6日にかけての九州北部豪雨にて被害を受けた僕の故郷、日田市 避難所に下着が足りないという情報を聞きつけた僕は紹介でステテコ屋さんと繋がることができます ここからのことは正直あんまり覚えてません とにかく日田にステテコ運ぶべく、仕事の合間、仕事でみっちり残業したあと、それこそ深夜まで、どうやって届けるかということを考え、連絡を取り合いましたました ステテコ側の配送は紹介してくれた人とやり取りし、現地に届いてからの配送は母と僕が共通の知人に任せました

          雨とステテコ 2/2

          雨とステテコ 1/2

          僕の故郷は大分県の日田市というところです。 すでにご存知の方もいると思いますが、そこには大きな川が流れています 地理的な話をしますと、北部九州の山間部に位置しており、九州を上下に分割した時の上部分、その真ん中あたりに位置します 日田市は周りを山に囲まれた盆地で周辺の川が集まってくるような地形になっています その川では美味しい鮎やその水質を活かしたうなぎの養殖、その水を生かしてビール等の酒造が盛んだったり等々… この土地はそんな水たちに大きな恩恵を受けています ただしそ

          雨とステテコ 1/2

          その涙は本当に歳のせいなのか

          先日、外から景気のいい音が聞こえてくるので、ベランダから顔を覗かせてみたらお神輿が通っていました 元気そうに声をかける老若男女、元気の塊が闊歩していました この元気が夏の終わりを運んできた そう思った僕の目には自然と涙が浮かんでました 「あぁ僕もおじさんになったなぁ」と思いましたが、そう思うと同時にそれを認めたくない自分がいました おいっ!今っ!!! 涙を歳のせいにしたな!!? そのせいにして感動の内容をないがしろにしなかったか!? その翌日、ふとある動画を見るこ

          その涙は本当に歳のせいなのか

          桜田くんと静寂

          何もしない、ということが正解のことがありますよね 何も行動を起こさない、何も喋らない、それで物事がいい方向に向かった そんなこと、あなたも経験したことあるんじゃないでしょうか これは小学生の間、全く喋らなかった桜田くん(仮名)の話です 僕が小学生の高学年だった頃、クラスに桜田くんという子がいました その子は全く喋らない子でした 誰に聞いても喋ってるところを聞いたことない コミュニケーション首が縦に振るか横に振るかではできる でも表情はあまり揺るがない そんな感じなのでクラ

          桜田くんと静寂

          2024年8月22日 #いいねした人のイメージを自分の好きな曲の中から選ぶ の全選出理由まとめ

          ことのはじまりちょっと前にこんなハッシュタグでポストしてみました #いいねした人のイメージを自分の好きな曲の中から選ぶ いいねをもらったらその人のイメージに合った曲を(僕の知っている範囲で)挙げていく 以前も同じようなことをした覚えがあるのですが、フォロワーもだいぶ増えましたし、なにより楽しかったので改めてやってみました この誰かにマッチする音楽を選ぶっていうこと、好きなんですよねぇ 考えてる最中ものすごくその人のことを考えてるし、それに当てはまる音楽を探してる時「もっ

          2024年8月22日 #いいねした人のイメージを自分の好きな曲の中から選ぶ の全選出理由まとめ

          評価面談が苦手

          たぶんですが、なんとなく普通に生活してても、自分を大きく見せようとするタイミングがあると思います それはただ自分が見せたいからと言う場合もあると思いますが、その必要があってそう見せると言う場合もあると思います 僕の場合は少なくとも半年に一度そのタイミングがやってきます 今日は評価面談がありました (会社員には馴染み深いですね) 1年に1回、半年に1回、1ヶ月に1回、この辺の間隔でやってる会社が多いと思います 自分がどのくらい仕事をやったのか、それを踏まえて次どうするのかとい

          評価面談が苦手

          もしも

          以前のnoteで 人生は分岐するのではなく収束するもの と書きましたが僕自身そんなうまく過去を割り切れてるかというとそうでもありません 時には過去の選択を悔いて終わりに向かいそうになったこともあります ↓読んでおくとわかりやすいかも 2020年、まだ記憶に新しいですがこの年新型コロナウイルスによるパンデミックが世界を襲います 多くの人が命を落とし、街は大パニック、今まで当たり前にできてたことができなくなり、物理的に人と人との繋がりが絶たれ、さまざまなチャンスが失われた

          大きな川 4/4

          中学高校の厳しい相撲生活を乗り越え、僕は狙い通り東京の大学に進むこととなりました 大学に進学してからは大変なことばかりでした 全く違う環境、全く違う価値観の人々、大学相撲部独特の上下関係やしきたり… 特に1年生の時はひどかったです 高校の時とは少し毛色の違う形で、ここでも"今ではやってはいけないこと"をいっぱいされた覚えがあります (人生で辛かった時期トップ3の2つ目) ただ良かったこともたくさんあります 元々楽しみにしてたおいしいものや有名人に出会うこと、そしてなにより

          大きな川 4/4

          大きな川 3/4

          相撲を始めてうまくいかない日々が続きましたがようやく軌道に乗ってきた そんなタイミングで僕は大怪我をしてしまいます その時の相撲クラブの監督の悔しそうな顔が忘れられません 相撲には怪我がつきものだけど14歳でこれはあまりにも早すぎる しかしこのタイミングではあまりに若く、まだ身体の成長の余地があるのと、試合が近づいていたので手術をせずに、できる処置をすることになります (これが後々大事になります) 絶望感を覚えながらできる相撲を続けていた中学3年生が始まる頃、今後の人生を

          大きな川 3/4

          大きな川 2/4

          人一倍大きな体を持った小学生の僕 誰よりも相撲向きな体を持った僕への相撲をやらないかという誘いを、自分がデブだと認めたくないという理由で4年間も断り続けます 結果から言うと僕は小学5年生から相撲を始めます しかも僕が折れて始めたというよりか、少しだけ前向きに始めます その理由はテレビにありました 当時テレビではデブタレントブームが来ていました 三瓶さん、石塚英彦さん、パパイヤ鈴木さん等、太っている人がその愛嬌でテレビで活躍していました それを見た小学5年生の僕は単純に

          大きな川 2/4

          大きな川 1/4

          僕は大分県の西部で生まれました 僕が生まれた時、街にはマクドナルドがありませんでした 僕の故郷は山に囲まれていて、その山がもたらした水はちょうど洗面台のように中央へ集まり、大きな川となって街を流れます その川は故郷の味方となり文化や産業を支えていました しかし、時には大水となり大きな被害も生んだのも事実です あるモノの大きな特徴というのはその扱いによって敵にも味方にもなります それはその特徴が大きくなればなるほど顕著です その特徴を持つものはそれがもたらす得や損に一喜一憂し

          大きな川 1/4