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「ガキの使い」がビジネスになる時代

配達の仕事をしているとたまにあるのが「それ、ほんまに今日、今すぐに配達してもらわなあかんモノか?」という注文。

たとえば今日だったら夜9時から10時の配達枠で、スナックと芳香剤のリフィル、犬のおむつを届けてくれという注文があって、それホンマに今夜今すぐ届けないと困る?って思うんだけど注文した本人は今すぐに欲しいのでしょうな。いや、届けたけど!(笑)

他にもこないだDoorDashでピザ屋の配達の注文があって、品物を受け取ってさあ配達先はどこかいなと思って見てみたら向かいの建物だった、ということもありました。ぶっちゃけ歩いたって数分で取りに行ける距離です。それを自宅にいながら受け取りたいがために余分に5ドル払うってどうなんだろう。クーポンとかがあったのかな(たぶん違う)。

こういうのを見ていると、人々の「今すぐ欲しい」と「すぐに届く」の時間の間隔が時代とともにどんどん短くなっているような気がします。

ちょっと前まではAmazonが翌日配達とかすげぇ!って思っていたのに、今じゃ誰かが店へ買い物へ行って数時間以内に届けてくれるアプリがあるわけじゃないですか。何か食べたいと思ったらレストランへ行かずともすぐに家に届く。便利が過ぎる。

要はガキの使い、子供がおつかいに行って何かを買ってきてくれる、というやつの大きなスケールのサービスがどんどん成長しているわけだ。

もちろんわたしもその恩恵にあずかってこうして配達料で口を糊しているひとりではあるのだけど、時代はすごいスピードで変わっているなぁと思います。

わたし?いやぁ、わたしは数分先のピザ屋だったら5ドル余分に払いたくないから自分で取りに行くかな・・・。

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