だからスリフトストア巡りがやめられない

昨日Lake Tahoeへ遊びに行ったついでに、近辺にあるスリフトストア（リサイクル屋さん）を数軒回りました。あの、スリフトストア巡りはうちの夫婦の趣味なんです。

で、いつものごとくグーグルマップで検索して出てきたところを適当に回ったら、そのうちの一軒がすごかったのでここに記しておきます(笑)

まず、店へ入ったら床や壁面に置かれた棚に所狭しとガラクタなのか何なのかわからないものが大量にあって、レジ横に置かれた今時ブラウン管のテレビからは、よくわからない哲学系なのか自己啓発系の放送が流れている。「あなたに起こる出来事を変えることはできませんが、あなたがそれに対してどう反応するかを変えることはできるのです」的なやつ。

うわぁこれはすごいところへ来ちゃったな、と思いつつ、わたしは食器、夫は本をチェックするのがお決まりなのでひととおりざっと見てまわりました。いやぁもうグチャグチャでさ、すぐに踵を返して出ようかと思ったよ。

特にめぼしいものもないし、出ようかなと思ったのですが夫がまだ本を見ていたので、なんとなく目の前にあった「1ドル均一」と書かれたラックにかかった洋服をぺらっとめくって見てみたら、ブルックスブラザーズの新品同様のポロシャツがあったんです！しかも色違いで2枚も！

思わず周りを見回し、同様の品物がないかを確認するもめぼしいものはそれくらいでした。えーっ、これ本当に1ドルなのかなぁと思ってレジへ持っていったら本当に1枚1ドル。

店を出て車に乗ってすぐに「ねえねえ、ブルックスブラザーズが1ドルだった！」と夫に興奮して言ったら「え？何それ？知らない」と言われてダブルびっくり。

たぶん店の人も夫みたいに、ナニコレと思って適当に1ドル均一の棚に置いたのでしょう。いやぁ、こういうことがあるからスリフトストア巡りはやめられないのよ。手ぶらで出ることもあるけどね。

ネットで転売してもいいのだけど、せっかく夫のサイズだったし、キレイに洗濯して夫用にすればいいかな。でもさー普通に買うと高いんだぜ。夫は知らないけど。

わたしの夢は、いつかど田舎のスリフトストアへ入ってみたら、きったない店のすみっこに段ボールに押し込まれたファイヤーキングのお宝食器が置かれていて（超レアなやつ）、値段をきいたら店主が興味なさそうに「え？こんなのが好きなの？じゃあひとつ50セントでいいよ」と言って店の奥からもっとお宝を出してきてくれる、みたいなシナリオです。

今のところはそういうのはまだないんだけれど、夢を見るのはタダだからな。思い続けていればいつか叶うかもしれないし。だからどんなにきったない店でもチェックせずにはいられないんだな(笑)