家が一軒買えそうなくらいお金が貯まる小さな暮らし
大型バスを改造したタイニーハウスに引っ越して3年が過ぎました。
そもそもなぜこんなことをしようかと思ったかというと、YouTubeで数年タイニーハウス暮らしをして家を買う頭金を貯めたカップルのビデオを見たからです。
そうか、タイニーハウスって言っても別にずっと住む必要はないんだよな、だったら数年だけでもやってみて貯金頑張ろうか、と夫と話し合って決めた感じ。
アメリカは地域にもよりますが家賃や住宅の価格が高く、カリフォルニアなんかはそれこそ「この家賃を払ってこの狭くてボロイアパートしか借りられないのか」的な物件もたくさんあります。
日本ももちろん都市部では家賃が高いですが、田舎の方へ行くと2万円3万円代でアパートを借りようと思えば借りられないこともないですよね。でもアメリカでは多分その値段で貸してくれる物件は例え田舎でもないのではないかと思います。
夫にひとり暮らしの時のアパートの家賃が月に4万6千円だったと言ったら、その値段でちゃんとした物件が借りられるのがそもそもアメリカではなかなかないよと言われました。
話がそれましたが、大型バスの購入金額、改造にかかった費用(ソーラー発電の機材も含む)も今まで払っていた家賃との差額が浮いた分ですぐに元が取れました。
そうこうしているうちに、ある時点でフロリダで初めて買った家だったら現金で買えるくらい資産が増えました。たぶん、あと半年か1年くらいしたら2軒目に買った家も現金で買えるくらいにまで増えるのではないかと。
さすがにカリフォルニアの住宅価格を鑑みるとこの地で現金で家を買えるまでにはもうしばらくかかりそうです(買うとは言ってない)。
あまりお金を使わず、小さく慎ましく暮らしているとこんなに貯まるのかと思うと何か不思議な感じもしますが、それだけ今まで無駄にお金を使ってきたんだなあということでもあります。
ダウンサイズして学んだことは、今までに大量に買っては最終的に寄付したり安く売る羽目になった洋服、家具、ガジェットの多くに費やしたお金がもったいなかったなということ。だって今小さな家に暮らしていて、この物量で全然間に合っているわけだし。
そして家を売って学んだことは、今までローンの金利に払ったお金がもったいなかったなということでした。このへんは日本とは金利が違うのもあるけどね(日本はゼロ金利ですし)。
ただ、このタイニーハウスでの暮らしを永遠にするつもりは全然まったくなくって、いい物件があったらカリフォルニアでも買ってもいいかなとは思っています。でももし次に買うならなるべく現金で、一部ローンを借りたとしても数年で返し終えることのできる金額の家を買いたいねと夫とは話しています。
さすがにタイニーハウスで暮らすというのは極端すぎる例かもしれないけど、数年だけでもいいから小さく住まうということをしてみると、意外と何か新しい発見があるかもしれませんよ。とりあえず、お金が貯まることは保証します!(笑)
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