携帯ゲーム機に貼ってたシールの話

■最近見なくなったゲーム機に貼るシール

今回は知っている人には懐かしい、ゲーム機に貼るシールのお話を。

皆さんは、買ったゲームソフトに、シールが特典として付属していたという経験、ありますでしょうか？

本当にただ貼ることしか出来ないシールだったり、貼ったり剥がしたりして遊ぶ着せ替えシールだったり、中には遊ぶことが出来るいたずらシールだったりと、同じシールでも様々なバリエーションがあります。

そしてその色々なシールの中に、下記画像のような、ゲーム機にまるで貼って使えと言わんばかりの物もありました。

【昆虫王者ムシキンググレイテストチャンピオンへの道】
に付属していたシール。

そしてこのシール。
本当に見たまんまで、ゲーム機本体に直接貼り付けて使用します！
※もちろん、ゲーム機に貼らないで別の物に貼り付けても、問題はありませんよ。

今回はそんな本体に貼り付けるシールについて語りたいと思います。

■このシールを貼ることで、○○感が得られた。

たぶん、この記事を見ている人であれば、

『うわ、こんなのあったわ。』
『懐かしい』

と思う人が何人かいるのではないかと思います。
特にゲームボーイアドバンス世代であれば、尚更ではないかと思います。

この記事ではムシキングのシールを出しましたが、他にもロックマンエグゼやポケモンなどのシールもありました。
また、コロコロコミックと言った雑誌などにも、このようなシールが付録として付いていたこともありました。

このシールは、
【デコレーションシール】
【カスタマイズシール】
【ゲーム機用シール】
【スキンシール】
など、正式名称が特に定まっておらず、様々な名称で出回っていた記憶があります。

そしてこのシール、初めて知った人はこんなの使わないだろうと思うかもしれませんが、当時は何やかんやでゲーム機に貼り付けている子供が多かったような気がします。

現に今でも中古ショップなどに行くと、シールが貼り付いたままのゲーム機や、貼り付いていた痕跡が見られるゲーム機が結構売っていたりするんですよね。

名前付きのゲームソフトと同じで、所有者の思い出がたっぷりつまっています（笑）

■何で貼り付けている子供が多かったか？

ここから先はあくまで推測になりますが、シールを貼ることで、他の人が持っているGBAと差別化でき、世界で自分だけの本体が作れるという達成感が欲しくて貼り付けていたんじゃないかと思います。

後は、特典や雑誌の付録として手に入る為、入手しやすいというのもあったのかと。

他にも、子供はシールを貼るのが好きと言うのもありますし、親が他の子の機種と混ざらない様にする為に貼らせていたというのもありますね。

当時流行っていた、携帯ストラップと似たような感じかもしれません。

子供はシールが大好き！

ちなみにこのシール、ちゃんとしたシールならいいのですが、雑誌の付録や特典のシールは本当にただのシールであることが多い為、貼り付けた後はすぐにボロボロになりましたし、はがれた後は粘着跡が残ってみすぼらしくなりました。

まぁ、今思えばそれもほとんど気にせず遊んでいる人が多かったような気もしますが。

ミクロはカバーの交換が出来るせいか、
専用のシールはあまり見なかった覚えがあります。
※画面のシールは保護フィルムです。

■最近は見なくなったね。

この記事を書いていて思ったのが、最近はこのようなシールを見なくなったという事です。

自分のかすかな記憶を辿っていくと、ニンテンドーDSまではこのようなものが出ていた記憶がありますが、3DSになるとほぼ見なくなり、簡易的な作りのシールは、switchではほぼ絶滅したように感じます。
SONY系の機種でも、PSPはモンハン効果で見たような気がしますが、VITAは見なかったような……。

結局は、ソフトの特典や雑誌の付録としても、あまり出てこなくなったというのもありますね。
※私が気付いていない可能性もありますが。

なお、最近はネット通販や家電量販店に行くと、似たような物として、switch用のデコレーションシールなとが売っております。
ただしそれは、スキンシールと呼ばれ、ゲーム機の傷を防ぐなど、しっかりとした設計の物となっております。

まぁ、当時の普通のシールと比べるなと言ったところではありますが……。

以上、そんな物があったなぁと言う、懐かしのシールのお話でした。

皆さんも、何かしらこのシールで思い出がありましたら、ぜひコメント欄で教えて下さいね。