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子供の不登校で苦しんでいた頃の自分を、久しぶりに思い出した


同僚とのちょっとした意見の食い違いから、昔のことを思い出した。

学校に行かない子供の親へのアドバイス。
色々な考え方がある。

みんな善意だし
みんななんとかしてあげたい、と思っている。


私の子供も学校に行かなかった。

いろんなアドバイスを試した。
でも、何一つ上手くできなかった。

親子関係も悪化する一方だった。

チャレンジして失敗するたび、できない自分を責めた。

子どもをふつうに育てられない、しつけられない自分を、なんどもなんども責めた。

親失格だと思った。
罪悪感に押しつぶされそうだった。

そんな気持ちにさせる子どもを、憎んだこともある。

愛しているのと同じ分、憎んだ。


毎日、毎日泣いていたあの頃。


最後に行き着いたのは

ちゃんと子育てできないダメな自分を許すことだった。

学校に行かない、普通の道を歩かない子どもを受け入れることだった。

ダメダメな親のところにやってきた、破天荒な子ども


もう変えようとしない


自分という人間
子供という人間
自分の人生
子供の人生

全部丸ごと受け入れて

共に生きよう

そう覚悟を決めた時、子どもが変わった。

学校には、最後まで行かなかったけれど笑


今は離れた場所で
お互いの人生を応援し合いながら生きている。

「お母さんの子供で、おもしろかったよ」
と彼女は言う。

大変な人生だけれど、その人生を懸命に生きている彼女を、私は心から尊敬している。


久しぶりにバラの花を買いました…内地ではバラの季節ですね。


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