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忘却・進化・箇条書き・暴力・それしかないわけないでしょう・・・何度も読み返したい本

何度も読み返したくなる本についてまとめました。進化論から絵本まで!

忘却の整理学

「忘れる」ことをテーマにした本で興味をかきたてられる。覚える・記憶することを正とするような「記憶術」が多い中、忘れることをポジティブにとらえている。

私たち人間は、記憶することは頑張らないとできない。でも、忘却は自動的。でも、もしもコレが逆だったら?

この思考実験はおもしろい。どんどん記録され、忘却は頑張らないとできない脳だったら。。。うん、しんどい(笑)忘却するからこそ、考えることができる。忘却に敬意を!忘れっぽい隣人にぜひ届けたい一冊。

進化とは何か

普段いかに人間中心に世界を捉えているかを感じさせてくれる。好奇心をかきたてられる。プロローグがお気に入り。妄想がふくらみ思わず↓を書きました。

超・箇条書き

箇条書き、好きです!でも、箇条書きについて”のみ”書かれた本ははじめてみました。本屋さんでみかけて思わず手にしました。箇条書きってこんなに深かったんですね。普段何気なくやっていたこと、全然意識していなかったこと。どちらも勉強になりました。

箇条書きにした項目をグルーピングするとき、構造化するにはどうしたらよいか。

・自動詞(状態)と他動詞(行為)をわける。
・直列と並列で時間軸を整える
・ガバニングで引き出しをつくる

タイトル文に「ポイントは3つ」のように「3つあるよ」と事前に伝え、受け手に引き出しをつくってあげる。ガバニングというらしい。シンプルだけど、たしかに重要だ!と思いました。

暴力って、なに?

暴力についてのこども哲学。こどもといいながら、大人でも十分考えさせられる。暴力についてのクエスチョンと、さまざまなアンサー。ページをめくるごとに前のページとは異なるアンサーがあって、思考が行ったり来たり。それがいい。

それしか ないわけ ないでしょう

先ほどの「暴力って、なに?」を買ったときに、あわせて買った絵本。「暴力って、なに?」だけだと、ちょっと重めかなと思って。

未来は決まっていると噂話を聞いた子どもが、おばあちゃんに相談。おばあちゃんは「それしか ないわけ ないでしょう」っていっていろんな妄想が走り出す。

大人はすぐAかBかどっちが良い?って聞くけど「それしか ないわけ ないでしょう」と。CもDもEも、A&Bもいろいろあるよねと。

「大人はすぐAかBのどっちが良い?」って聞く。。。。身に覚えがありすぎる。。。(苦笑)

我が家ではいま「それしか ないわけ ないでしょう」が、流行りのフレーズになっています。

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