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<お礼とご報告>

コロンビアへの緊急支援について、先週金曜日の午前中までにいただいた寄付金23万3000円を現地に送金しました。その後、日曜日に先住民族アワの自治地域マグイのリーダー、ホセ・チンガルさんに届けることができました。

今回は、短期間でたくさんの方々にご支援いただき本当にありがとうございます。

避難者らによるストライキ中のホセさんから、お礼のメッセージが届きました。シェアさせていただきたいと思います。

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「日本の皆さん、お元気ですか? 寄付をくださった、日本の友人のみなさん、協力者のみなさんに感謝いたします。

皆さんからの素晴らしいご協力は、今、コロンビアに届きました。これは、(避難者への支援と共に)この抗議活動の参加者への支援にも使わせていただきたいと思います。

遠い日本からの大きな連帯、こうして私たちのことを覚えていてくれいること、本当にありがとうございます。

(2015年に訪日し)皆さんとお会いした時に記憶していただいたように、私たち、太平洋地域に暮らす、ナリーニョ県の先住民族アワは、闘い、今の状況でも私たちはこうして闘い続けています。ありがとうございます」

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コロンビア南西部では、先月から武装組織間の衝突により現在までに数千人が避難民化しています。マグイでは今月11日から激しい銃撃戦が始まり、地雷原ができるなどしたことで、200家族以上が麓の街に避難しました。23日には、山に残された住民が地雷で亡くなる出来事がありました。

こうした中で、現在、避難先に集まるマグイからの避難者と地元住民が協働し、町を通る幹線道路を封鎖し、問題解決を国に迫り、必要な支援を求めるためです。

ホセさんら当事者と国連の担当機関、地元政府の関係者らとの間で会議が設けられ、週明けに状況次第で山間部への視察が行われる予定だそうです。

今後ですが、今も軍事衝突が続いていること、事態の長期化が懸念されていること、その後もいただいている寄付があることなどから、明日(6月29日)まで支援の受付をさせていただきたいと思っています。そこで受付を締切り、金曜日に送金できればと思います。

この度は本当にありがとうございます。

photo by Diego Chingal

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