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ボクの人生とテレビゲーム 8歳編

5〜7歳まで、家にはテレビゲームが無かった。
その間、友人宅に遊びに行った際にテレビゲームができるので、ボクは週末になるとよく友人の家に泊まりに行った。
1990年に発売されたスーパーファミコン。
世界的に大ヒットした本機はボクの人生に影響を与えた数々のソフトを世に出して来た。

時は1993年、小学2年生、8歳のボクの家にスーパーファミコンがやって来た。
新宿の大型家電量販店で買った記憶がある。
ソフトは「マリオカート」「ストリートファイター2」「スーパーマリオワールド」の3本と、スーパーファミコンの別売り付属コントローラーであるスーパースコープを購入。

スーパースコープは、大砲の様な形をしたコントローラーで、全長50センチほどもある、肩に担いでプレイするので、なんだか躍動感があった。
しかし、ソフトがあまり存在せず、すぐに飽きる結果となったのは後の話。

さて、ボクの人生初のスーパーファミコンソフトである、上記の3本だか。
言わずもがな、スーパーマリオワールドにどハマりしたのだ。
マリオのゲームは世界的に人気があるし、何より、ファミリーコンピューターの頃にマリオブラザーズをプレイしているので、横スクロールのゲームは心地が良かった。


当時ゲーム時間は1日1時間と決められていたので、1ステージ1ステージを大事にプレイしたものだ。
本作から登場する乗り物のヨッシー。
緑、赤、青、黄の4色のヨッシーが登場し、それぞれに固有の能力がある。
愛おしかったが、落下する際によく土台になってもらった。

マリオワールドはその名の通り、ボクにとって、もう一つの世界だった。
ポップな世界背景に個性的な敵キャラクター達。
その世界を縦横無尽に飛び跳ねるマリオといつしか同化した様な感覚を覚え、難しいステージは必死で頭を抱えて挑んだ。
諦めない心をボクはこのゲームから教わった気がした。

                              つづく

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