2023年9月 「未来への記憶」を表現する

今月のテーマは「露出」。「露出」の調整によって、

  • 気持ちの表現(明るい、暗いなど)

  • 時間軸を変えた表現(昼、夜など)

  • 視線の誘導

ができるとのこと。
アンダー目だと、ロウソクや明かりが目立つように表現したり、料理や物質の質感をしっとりと表現することができる。また、(特に)白の色が変化して、青っぽく見えたり、オレンジっぽく見えるようになるのは印象的だった。
オーバー目の作例として市橋織江さんの作品、アンダー目の写真家として野村佐紀子さんの作品を紹介頂いた。

1枚目は、子供たちが水遊びをしている様子。子供たちがそれぞれの楽しみ方をしていますが、裏ではお母様方が着替えの心配をしている。当初水遊びというタイトルにしていたが、「着替えはどうするの?」というタイトルに変更。右側のテントが邪魔なのと、子供たちの配置(構図)を考慮した1枚にできるとより良いというアドバイスを頂いた。

着替えはどうするの?

2枚目は、新幹線に乗って旅行に行く際のワクワク感と遠くまで移動するスピード感を表現。新幹線の先の余白を作るコトと、進行方向に気をつけると良いとのアドバイスを頂いた。

旅の始まり
旅の始まり(修正版)


3枚目は自宅までの帰り道の途中にあるT字路。ここまで来ると家までもう少し、どんな疲れている時もほっとする風景。雨に濡れた路面のしっとり感をうまく表現できた。白黒だとサスペンス感がでがちなので、コントラストを落とすとより落ち着いた写真にできる、また全体を写すのでなく自分がポイントとして表現したいことを撮るといいとのアドバイスを頂いた。

帰り道
帰り道(修正版)


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