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NPOコンサルタントの働き方月次レビュー(2020年2月分)

2020年もあっという間に2ヶ月が過ぎ、3月になりました。各方面大変な時期かと思いますがみなさまお元気に過ごされておりますでしょうか。

本記事ではNPOコンサルタントとして働く私が、どのような仕事を、どのように進めているのか。仕事をしながらどんなことを考えているのか、などを書いていきます。具体的には案件種別(「コンサルティング」や「セミナー」など)ごとの稼働時間の面からの分析と、仕事内容や働き方についての振り返りです。

昨年末にはNPOコンサルタントとしての独立一年目の分析記事を主に売上面から分析した以下の記事を公開しました。同様の記事は今後も継続していく予定ですが、そうした売上を作っていく仕事に対して日々どのように向き合っているのか、といった観点からの記事もと思い、今後基本的には毎月「月次レビュー」という形で記事を公開していければと思っています。

なぜ月次レビュー記事を書くのか

なぜこのような仕事面での振り返り記事を書くのか。第一の目的は、NPOコンサルタントやファンドレイザーなどNPO支援者としてのキャリアを歩んでいきたいと考えている方の参考となる情報を残していくということです。上記の年間の売上分析の記事にも書きましたが、私は私自身が一人のNPO支援者としてレベルアップをし続けるということだけではなく、NPO支援という役割が業界全体として質的にも量的にも成長していくことが必要だと思っています。

本記事で書いていくような、NPO支援者としての時間の使い方やその中で考えていることといった内容は、私自身がNPOコンサルタントとしての歩んでくる中で喉から手が出るほど欲しかったけど見当たらなかった情報でした。

NPOコンサルとしてのキャリアを歩み始めた私が悩んでいたことは先輩支援者たちとの差を埋め、自分なりの強みを形作っていくために、何をすればいいのか全然分からないということでした。先輩支援者たちがどのようにしてこれまでの成長の道を歩んできたのか、その中でその時々で何を考えてきたのかを知りたいと強く思っていました。

ブログを書いて自身の専門性をアピールして、少しずつトライアルの案件やセミナーをやれるようになって…、というざっくりした歩みをお聞きする機会は少なからずありました。ただ、そうしたお話は先輩支援者の皆さんが、すでにNPO支援者として完成された地点から振り返った「完成された物語」でしかなく、成果が出せなかったり強みの作り方に悩みに悩んでいる中にいた私は、まさにそうした歩みの途中でどのような悩みを抱えていたのかといった「物語に成形されていないアレコレ」や、何にどれくらい時間を使っているのかといった「ひたすらに具体的な情報」を知りたかったのでした。

私自身がこれからどこに向かっていくはわかりませんし、現時点でまだまだ大したNPO支援者になれているとは思っていないのですが、それでもこうした情報はまさに歩みながら都度記録を残していくしかないと思いますので、私が取り組んでいきたいことの一つである「NPO支援者のキャリア支援」の一環として記事を作成していきたいと思います。

前置きが長くなりましたが、ご興味のある方はぜひお読みください。年末の売上分析記事と同様、本当に興味のある方だけに読んでもらえればと思っておりますのでここから先は有料記事とさせていただきます。

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NPOコンサルや伴走支援者になりたかった数年前の私のような方に向けて仕事をする中で感じたことや考えたことを書いています。 支援者育成やNPO支援の仕組み化などに取り組んでいくために、もしいいなと思ってもらえたら、サポートしてもらえると嬉しいです。