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相手の心を読む方法

今日は相手の心を読む方法について書きます。
これは、相手の心を読むだけでなく、応用することで相手を心理誘導することも可能です。


ポイントは



相手の目線で見抜くことです。

人は基本的に記憶を空間で把握しています。
なので、ポジティブな記憶を思い出す時とネガティブな記憶を思い出す時では、目線が別々になります。

これを確かめるために、例えば

・最近一番楽しかったこと
・最近一番最悪だったこと

を質問して、それを思い出す時の目線をしっかり観察すると良いです。
この感情を詳細に読むのは難しいので、ポジティブな話を思い出す時、ネガティブな話を思い出す時の目線の方向がわかれば良いです。

もっとざっくりした例では、憧れの芸能人の話をする時には10回中8回は右上を見るとかでも良いです。


これを活かして、相手に何かを提案した際に、相手の目線がどっちに行くかをよく観察すると相手の潜在意識が読めます。
最悪のことを思い出す時と同じ方向の目線になった場合には、即提案を取り下げて違う提案をすることを心がけると良いです。


さらにこの心理を応用して、相手の潜在意識に働きかけることも出来ます。
それは、相手に何かを提案する際に、相手が楽しい記憶を思い出す時の視線の方向を指差すと言うことです。

このように、例えば「右上を見れば楽しい記憶を思い出す」というのを、心理学ではアンカリング効果と言います。
自分の提案を話す時とは逆に、ライバルのことについて話す時には、最悪のことを記憶している方向を指差して、相手の潜在意識に働き続けることも可能です。

もちろんこれをやったからといって、急に変わることはないですが、地道に続けることで相手を心理誘導することが可能です。


以上、相手の心を読む方法 でした。

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