原田大輔 Essential Principles

人を観察し、高める仕事をしています。 ミッションは、『Maximize your Po…

原田大輔 Essential Principles

人を観察し、高める仕事をしています。 ミッションは、『Maximize your Potential』を掲げています。 企業には主体的な組織風土醸成やエグゼクティブヴァージョンアップを、 個人には自らをうまくいかせる力をインストールするトレーニングをしています。 温泉好き。

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リーダーシップは『発生する』説~スキルや知識ではない~

勝手に推測するシリーズ(特に実証データなどはない) 今回はリーダーシップの起源。 ある人が、何かを実現したいと思って、まずは一人で取り組み始める。 途中で、自分一人では実現は難しいと判断した。 ここで、第一の分岐点。諦めようという人が現れる。 でも、一方の人たちは、諦められないくらい、そのことは実現したいし、情熱もある。 その時に、誰かに手伝ってもらいたいと、誘い始める。これがリーダーシップの起源。リーダーシップが発生するか発生しないかの分かれ目がここにある。 この

    • 選択するシリーズ Vol.0 ~選択力が能力を凌駕する~

      『可能性を最大化する』、ってことを目的に、日々、考えたり、観察したり、実験したりしている。これはライフワークとも言えるもので、正解には一生辿り着けないだろう。 問いにすると、『可能性を最大化するのに最も影響するのは何か?』に取り組んでいることになる。 で、今のところの結論としては、『選択する力』(選択力と呼ぶことにした)が最も近いのではないか、ということでシリーズにすることにした。今回は、前提となるところなので、Vol.0としてみた。 選択力、のいいところは、後天的にい

      • 選択的に愚痴を吐く ~愚痴りたくなる背景~

        しかし、愚痴って、愚かで痴(おろ)か、って書く。誰が考えたのだろう? 愚痴、のもったいないところは、過去や他人など、自分では変えられないことにエネルギーを突っ込むことで、機会損失を起こすということだと思う。いうまでもなく、変えられることにエネルギーを注がないのは、もったいなさすぎる。 愚痴を言いたくなる人の背景を勝手に推測してみる。 結論から言うと、根っこの根っこは、 自分は重要な存在でありたい=自分が間違っているなんて思いたくもない、 からの自己正当化、に尽きると思う

        • 本当の『ビジョン』は『今ここ』のためにある

          ビジョンを考えよう!ってなると、 ・わかりません ・どうやって考えればいいかわかりません ・どこまで行ってもどれが正しいビジョンかわかりません ・そんなに大したビジョンありません とか、四の五の言いまくり大会になる。 どんなによさげなビジョンを考えたとしても、今が充実していなければ、なんの価値もない気がする。 別に大したビジョンだったり、未来でなくてもいいから、 『なんだかこうだったらいいな』ってイメージがあると、今やっていることがそれとつながって、今この瞬間

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          『正しさ』へ依存

          僕が現在のところ、自分でも実験し、周りにも提唱していることは、『正解を手放す』ということだ。 特に、僕のミッションである、『人や組織の可能性を最大化する』という文脈で使うことが多い。 普段、考えてたり、観察していることは、次のようなこと。 ・正解を握りしめていると、どんなことがもったいないだろう? ・正解を握りしめている人がやりがちな言動、ってどんなだろう? ・正解を握りしめることになってしまった背景やきっかけは何だろう? ・今目の前のこの人が正解を握りしめてしま

          なぜ『特に』リーダーシップ向上にはフィードバックが重要か?

          リーダーがうまくいかないのは、やり方がわからないからではなく、自分のリーダーシップの良しあしを把握できていないからだ、という話をします。 人はそれぞれ違うから、誰に対してでももうまくいくコミュニケーションの必殺技なんてない。 って意味で、コミュニケーションやリーダーシップに正解はない。正解がない、って、なんか安心だ。 正解がないのだから、本人に直接聞いてみないと、いつまでたっても本当のところはわからない。これが、一番の理由。 あの人は本当はどう思っているのだろうか?

          なぜ『特に』リーダーシップ向上にはフィードバックが重要か?

          フィードバックの価値(目的)~世の中のフィードバック~

          フィードバックをもらうことの価値(目的)は、つまり、 『目標への軌道修正を図る』ために、『自分の気づいていない、判断しえないことに関して情報をもらう』ことということになる。 鼻毛を指摘してもらうプロセスを、例示として下記に解説する。 ・鼻毛が出ている自分はかっこ悪いという無意識的な『目標』があり、 ・しかし鼻毛が出ていることは自分で気づくのは難しく ・誰かに指摘してもらう(情報をもらう) ・軌道修正を測ろうとする(抜く、収納する、切る、場合によってはそのままにする

          フィードバックの価値(目的)~世の中のフィードバック~

          あなたは鼻毛が出ていたら教えてもらいたいか?

          皆さんに質問です。 Q.1 鼻毛が出ていたら、教えてもらいたい方ですか?Q.2 鼻毛が出ている人がいたら、知らせてあげる方ですか? もちろん、相手によると思いますから、あえて言うならどちら派になるか、という感覚で答えてください。 ちなみに、僕がよくやっている、マネジメント、リーダー層向けの研修などで毎回お伺いするこの質問、回答率は、僕の感覚で、 Q.1 85% Q.2 15% くらいです。 鼻毛が出ていたら教えてもらい人はなぜそう思うのか?逆に教えてもらいたくな

          あなたは鼻毛が出ていたら教えてもらいたいか?

          人と組織の観察日記 ときどき、温泉

          普段から、人や組織を観察しています。 観察してみたことを、自分でまず実験し、それを友人やお客様に活用しています。 この場は、そんなことをシェアし、意見交換し、欲しい人のところに情報として届けることを目的としています。 ときどき、唯一の趣味の温泉についてもシェアします。温泉好きな人とは一緒にあちこち行ってみたいとも企んでいます。

          人と組織の観察日記 ときどき、温泉