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選択するシリーズ Vol.0 ~選択力が能力を凌駕する~

『可能性を最大化する』、ってことを目的に、日々、考えたり、観察したり、実験したりしている。これはライフワークとも言えるもので、正解には一生辿り着けないだろう。

問いにすると、『可能性を最大化するのに最も影響するのは何か?』に取り組んでいることになる。

で、今のところの結論としては、『選択する力』(選択力と呼ぶことにした)が最も近いのではないか、ということでシリーズにすることにした。今回は、前提となるところなので、Vol.0としてみた。

選択力、のいいところは、後天的にいくらでも身に着けることができそうな気がするところだ。
例えば僕が、もっと早く走る、なんてことをしようとしたとして。明らかに限界があるし、途方もない努力も必要だし、ああ、考えただけで気が遠くなる。

でも、選択する力は今からいくらでもバージョンアップできる。場合によっては今この瞬間からの劇的な変化すら期待できる。

能力の限界、なるものを取っ払ってくれそうな気すらしてくる。

自分が選択できる、という感覚には、前提がある。これを端的に表現した、七つの習慣の一節がある。

『刺激と反応の間にはスペースがある。そのスペースには,私たちが自分の反応を選択する自由と力がある。そして,その反応こそ,私たちの成長と幸福の鍵を握っている。』

要は。
何かしら事件や出来事が起こる。その時に、その事件や出来事を、どのように解釈するか、それを踏まえてどのように行動するか、は常にたくさんの選択肢がある!=選択する自由と力がある。そしてそれが、成長と幸福を左右するというのである!

これを読んで、力が漲ってくる、もしくは、未来がなんか行けそうな気がしてきたアナタ!すでに選択力高めです。
でもさ、結局、起こった事件や出来事に影響されるじゃん、と思ったアナタ!これからの成長と幸福の伸びしろやべえ!

是非とも、今から、今日だけでもいいから、自分がどんな選択をしたのか=他にどんな選択肢があったのか、観察してみてほしい!

ということで、次回からシリーズで見ていくのだが、選択力アップを最も妨げると考えられる志向がある。(思考というよりもはや志向だ)

それは、『正解にこだわる』ってことなのである。(これを正解頭と呼ぶことにする)正解探しをしてしまう習慣、と言ってもいい。暴言を吐くと、日本人総正解頭状態だ!正解頭ほど可能性を奪うもんはない、と信じる。

『これってどうしたらいいですか?』って聞いてくる部下!もったいない!
そんな質問させてる上司!もっともったいない!

正解頭は、想像以上に脳みそにこびり付いていて、かっぱえびせんのように、やめられないとまらない、がデフォルトになっている人すらいる。結論だけ言うと、正解頭は、思考停止に陥り、選択力を奪うのである。

このnoteも一切の正解を排除して進めたい。正解の代わりにあるものは、目的だ。可能性を最大化する、という目的。

というわけで、第一回目の次回は、自分のエネルギー配分を上手に選択して、可能性を高める、って話を。

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