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時間を楽しむ

前回のお知らせしたとおり今回で「コーヒーの楽しみ方」編は最後になります。どうぞお付き合いください。

コーヒーを楽しむシーン

缶コーヒーや、コンビニコーヒー、喫茶店など、コーヒーを楽しむシーンは様々かと思いますが、僕が一番コーヒーを楽しむことができるのは
自分でドリップして味わうこと、だと思ってます。

もちろん缶コーヒーや、コンビニコーヒーのように最近では手軽に、しかも安くて美味しいコーヒーを楽しむことができます。

喫茶店なんかでも自宅ではちょっとやりにくい、サイフォンや、ネルドリップのコーヒーをちょっといい雰囲気でゆっくり楽しむことができますよね。

ですが、やっぱり先述しました通り、自分でドリップして自分で味わう。
この一連の流れが「コーヒーを楽しむ」ってことなんじゃないかと思います。

好きな豆を探す

おうちドリップでコーヒーを楽しむのはお店で豆を選ぶところから始まってます。

今回はこの豆にしてみようとか、ちょっとお高いあの豆にしてみようとか、考えながら選んでみたり
はたまた、お店の方に相談しながら自分の好みに合った豆を選んでもらったり、全然別の味に挑戦してみたり...。

そうやって選んでる時間も楽しいんですよね。
種類が豊富な専門店なんかだと豆の特徴を細かく説明してあって
「ナッツのような香ばしい」とか、「青りんごのような爽やかな」とか、
「蜂蜜のような甘い香り」みたいな、一体コーヒーにしたときにどんな味わいを楽しむことができるんだーー!?と、想像を膨らませながら選んでます。(完全にお店の戦略にはまってますが...)

そして買った後、袋から微かに漏れてくる香りが帰りの足取りを軽くしてくれます。

豆の買い方については以前投稿したこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

ドリップする

家でコーヒーを淹れると時間がかかるし面倒だから...。と思って敬遠する方もいるかと思いますが、その時間と面倒が楽しいんです。

確かに毎日やることに追われて忙しいから、インスタントコーヒーやコーヒーメーカーで済ませるかもしれません。
ですが、お休みの日だったり、30分くらいのちょっと空いた時間を見つけて
豆を挽いて、お湯を沸かして、少しずつお湯を注ぐ、その所作、一つひとつを楽しむことができたら幸せなんじゃないかなと思います。

コーヒー豆も瞬間で香りが変わってきます。袋を開けた瞬間、粉にした後、お湯と触れ合った瞬間、できたコーヒーを口に入れた瞬間、同じ豆でもその時々で微妙に変わってきます。それから新鮮な豆にお湯を注ぐと中からガスが出てきてモコモコモコと粉にした豆が膨らみます。それもなんだかおもしろいというか、かわいいというか....。全部自分でドリップしないと味わえない特権です。

味わう

そしていよいよ、できたコーヒーを味わいます。

この時も自分のお気に入りのカップやマグカップなんかに入れるとより一層美味しくなります(そんな気がします)

砂糖やミルクを入れるもよし、何か甘いものを食べながら飲むのもよし、本を読みながら、動画を見ながら、などなど。自分がリラックスできるように過ごせたらいいですね。

そして、今回はちょっと濃かったな、酸味が多いな....。とか出てくるので
次はドリップの仕方を変えてみよう、豆を変えてみよう、なんか考えると次の楽しみができますよ。

まとめ

今回何を伝えたかったかというと

コーヒーを淹れる「時間」を楽しむ

ってことです。

正直美味しいコーヒーは今の時代どこでも飲むことができます。

それでも、家でコーヒーを淹れる理由はその行為自体が「楽しい」からだと思います。

そんなコーヒーの「楽しい」をたくさんの人に知ってもらえるよう今後も記事を投稿していきたいと思ってます。

次回からは、味のコントロールのヒントや、豆のレビューなんかやりたいです。

それでは今回もここまでご覧いただき心から感謝いたします。

「美味しいコーヒーは淹れた人の心映え」
ファーマーズキッチンえいちのむら
渡辺 大介

パーソナリティーさせてもらってます。
地元密着型農業系podcast番組「農道223号」


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