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同じコーヒーは淹れられない?

「コーヒーの楽しみ方」第4回です。

前回までは「味わい方」にフォーカスしたお話しでしたが、今回は僕なりのコーヒーに対する考え方を少し抽象的になりますがお話ししようと思います。

ドリップしているとおそらく感じること

毎回微妙に味が違う!!

安心してください、当たり前です。というよりむしろ、そこがコーヒーを楽しむ神髄だと思います。

まず以前にもお話ししましたが、コーヒーに含まれるフレーバー(味の化学物質)はワインの約4倍、約800程あるようです。

それからコーヒーは味に対する変数が無数にあります。

まず、コーヒーノキの種類から、原産国、生成方法、焙煎、ドリップ方法などなど、それぞれ数えきれないほどの要因があります。
それら無限ともいえる変数が混ざり合って一杯のコーヒーができています。

プロのバリスタでも10杯ドリップして同じ味を出すのは難しいといわれています。

確かに最近では、お湯の温度、量、時間など計測できるものはすべて計測して、なるべく毎回同じような味を出せるようにする器具や取り組みが進んでいます。

ですが、それはお店で提供するストイックなプロの話、私たちが踏み込むような領域ではないです。(僕もお客様からお金をいただいているので一応プロということになると思いますが、そこは置いといて...)

僕が参加していたコーヒー教室では、同じ豆で温度も時間も計って同じようにドリップしていましたがどこの班も微妙に味が違うんですよね。
それをみんなで比べる。
そうやって先生は僕にコーヒーの楽しみ方を教えてくれました。

なので味は毎回違ってて当たり前、むしろ違いを楽しむことが大事だと思います。

と、ここまでつらつらと書き続けてしまいましたが、ここらへんが僕がコーヒー沼にはまってしまった要因だと思います。

同じ買ってきた豆でも挽目、ドリッパーの種類、お湯の温度、時間なんかで本当に味わいがガラッと変わります。
そこら辺の変化をある程度理解してコントロールすることができるようになってくると完全に、はまってくると思います。
コーヒー沼へようこそ。

今後この味の変化にまつわる記事を投稿できたらなと思います。
ですがその前にもう一つ伝えたい楽しみ方をお伝えして、この「コーヒーの楽しみ方」編を終了したいと思います。

今回もここまでご覧いただき心から感謝いたします。

「美味しいコーヒーは淹れた人の心映え」
ファーマーズキッチンえいちのむら
渡辺 大介

パーソナリティーさせてもらってます。
地元密着型農業系podast番組「農道223号」


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