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【肌のほてりは普通の日焼け止めでは防げない?】

みなさん、こんにちはこんばんは。
現役の化粧品開発者みついだいすけです。

https://youtu.be/VoILFnp6sYM?si=co7L-XxewgRX5EdH


・今後の解説動画のスタイルについて

これまで私の動画では、基本的な日焼け止めの解説を中心にしてきたんですけども、2通りの撮影の方法があって、
1つは僕がTwitterやInstagramで発信してる内容をYouTubeで1つのテーマに沿って解説する動画というパターン。

もう1つは、Instagramのストーリーズで僕が日焼け止めに関する質問をして、フォロワーさんから頂いたコメントについて解説するという、この2つのパターン、2スタイルで動画解説してきたんですけども、Instagramの投稿の質問パターンをちょっと変えていこう思っていまして

その方がいいんじゃないかと急に思い始めました。というのも結構、具体的な日焼け止めに関する悩みを視聴者の方から質問いただいて、僕が全ての質問に回答しているんですね

これを皆さんに共有しないのはちょっと

と思いまして、そういうパターンの解説もやっていこうと思いました。
何がいいかと言うと、僕が動画を上げれば上げるほど皆さんからコメントいただいて、それを題材にYouTubeの動画撮れると。ネタに困らない!
いくらでもいろんな角度から日焼け止めのことをYouTubeで解析できる。今後このスタイルもやっていこうと思っています。

今日は第1回目です。

•日焼け止めを塗ったのに肌がほてるのはなぜ

https://youtu.be/_x7Cf23BnsY?si=Z-pKAaiFkg_LQk9w

こちらの動画についたコメントをひろっていきたいと思います。

そうですよね。シャカシャカタイプのものはオイルベースの日焼け止めなので、汗で肌が濡れてる状態では結構はじいてムラになってしまうのはあり得る話ではあります。
ただ、浸透しないというところは浸透する必要がない。日焼け止めは浸透しない方がいいので。
浸透しないというか馴染みにくいとこが苦手ということでしょうね。

ここまで完璧じゃないですかね。

完璧です!

という質問を頂きました。
まずですね、クリームタイプの日焼け止めということですが、それが

これが重要になってくるんです。

・ウォーターベースの日焼け止めを疑おう

これがもしウォーターベースのタイプだと時間をあけて2度塗りしても、汗を大量に汗をかいているようでしたら、ちょっと足りないかもしれない。汗をかく度に塗り直すのは現実的に難しいので

汗をかいたとこに日焼け止めを塗って、はじいてしまう感じするというのは確かにそうなので、部屋で塗る場合は部屋を冷房で温度を下げて、汗をかいてない状態にするのが1番なんですが、朝時間がなくて難しいということであれば

塗る前にしっかりと汗を拭うってことが大事だと思います。スキンケアをしたあと汗をかいてしまうと化粧水の成分も流れてしまうので、いい状態ではない。

ちょっと気になったのは、メイクを落とした後も顔のほてりが収まりませんということです。

・顔のほてりの原因として考えられること

純粋に紫外線ダメージによる炎症によって顔がほてるということであれば、さっき言ったようにオイルベースの日焼け止めを選ぶといいと思うんです。

これがそうではなく、もうUV対策はバッチリだと、それでも顔がほてるというこであれば

この質問者さん、読んでる限りは塗り直しもしてますし、日焼け止め対策はバッチリなんですね。なので、もしかしたら紫外線によるほてりじゃない可能性も考えられると思います。

1つ考えられるのは

・近赤外線の悪影響を疑おう

太陽光には意識すべき光の波長があって
紫外線、可視光線、赤外線この3つがあります。

波長の長さで言うと、波長の長い赤外線が

防ぐのが難しい光線なんです。波長が長い光は物理的な防御を回避してくる側面がある。
赤外線にどんな作用があるかというと、単純に肌が温まるんです。
太陽光を浴びて暑いなジリジリするなって感じるのは、この赤外線なんです。肌の内部に浸透しやすくて

これがダメージとしてはじわじわと効いてくる可能性があって、肌のほてりだけではなくて、真皮層にまで作用してシワの原因になるという研究結果もでています。

なので、赤外光を防ぐということは長時間外にいる方は意識した方がいいことなのかもしれないです。

少ないんですけど売ってます!

・近赤外線を防ぐ日焼け止めについて


近赤外線を遮蔽する日焼け止めは大手メーカーさんからも出ていまして、赤いパッケージの製品が結構有名だと思うんですけど、あの製品を使っていただければいいんじゃないかなと思っています。

赤いパッケージの製品が近赤外線を防ぐと言われ、皮膚の温度が上昇するのを防ぐといった研究結果もしっかり出していますので、そちらの日焼け止めがけっこうオススメです。

・赤外線を遮蔽できる成分は限られている


紫外線吸収剤ではそこは全くカバーできない領域なので、紫外線散乱剤の酸化チタンや酸化亜鉛があるのですが、日焼け止めに使われるような微粒子のものだと、なかなか防御するのは難しいんですよね。

例えば、紫外線を防ぐ日焼け止めで使われる酸化チタンの粒径が10ナノメーターとか20ナノメーターの大きさで、すごく細かくして白浮きを軽減する。

もうちょっと大きくなると可視光線を防ぐ200ナノメーター、300ナノメーターといった大きさのものが化粧品で使われてまして、それがメイクアップの化粧品。ファンデーションですとか肌の色むらを隠すための成分として、よく使われてます。

さらに赤外線を1000ナノメーターとか2000ナノメーターとかの酸化チタンを使うと

ちょっと理論的な話だとこんな感じになるんですけど、消費者の方はとくに覚える必要はないので【近赤外線カット】と言ってる日焼け止めを選ぶのがいいんじゃないかなと思います。

粒子径が大きいので比較的に白浮きはしてしまうんですけど。そちらを使ったら肌のほてりは良くなるかもしれないです。

今日はこれだけにしておきましょう。

YouTubeにコメント頂けると僕はそれについてコメント欄で返信しつつ、動画の題材として取り上げていこうと思いますので、日焼け止めで悩んでることがあれば

今後は日焼け止め以外の発信もしていこうと思ってます。

・僕のメインは実は日焼け止めではなく

メイクアップの化粧品なので、そちらの発信も今後は強化していきたいと思います。

ということで今日はここまで。

↓今日の記事を動画でご覧になりたい方はこちらから

https://youtu.be/VoILFnp6sYM?si=dFrszPrcDRpg4xo2

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