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独立してからの苦悩〜1年目後編(環境が整う)

独立してからの最初の一年間の苦悩を振り返る
後編は6ヶ月目〜12ヶ月

尊敬する先輩がいた。開業当初、勇気を出して挨拶に行った時に言われた言葉を今でも覚えている

「早く、100人の客を作れ!そうすれば食べていけるようになる」

この言葉は僕の目標計画の中の柱になったことは
言うまでもない

店舗なしで営業活動していたので基本、自分から訪問するのみ

もちろん同業者との交流や「お互い頑張ろう」と
同じ独立したばかりの仲間との出会いもあったがその中で確実に今の僕が21年やってこれた土台となる転機が訪れる

同業者が隣のテナントも借りることになり
店舗を拡大し人を増やそうとしていたようで
「うちに来て、一緒にやらないか?」との誘い

「いや、僕は社員でやるつもりはないです」

「社員でなく、共同経営でなく、完全別の独立経営。店舗無いんだから間借りでうちにおいで。そしたらお客さんも呼べるし困ったらお互い協力、相談出来るだろ」

条件をさらに詳しく聞いた。最終的に、この人なら自分が勉強になると判断しオファーをうけ、間借りだが自分の店舗が出来た

今振り返ると、環境が整ったのだ
「地に足がついた」ような感覚
学べる、集中できる環境が整った

僕は、一年後は○件契約をとれるようになる
2年後はさらに○件契約をとれるようになる
3年後はさらに○件契約をとり顧客が○人に
なって間借りから自分の店舗を持つ!
と目標を紙に書き、机の引出しの中にしまい
毎日仕事に取り組んだ

人生において、人とのご縁は必ずある
しかし一生懸命に情熱を持って取り組んでいる先に
このような転機が訪れるのである
この転機で違う選択をしていたら今の自分はいなかったのではないかと思うこともある

1件契約をとってからの21年間
未だ契約0の月はない

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