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2022年〜立ち止まって考える

「本屋✖️◯◯」

https://note.com/daisuke0711chs/n/naa6bd14f4ac2

以前の記事にも書いた通り
 ・新刊図書の販売冊数は、右肩下がり。
 ・利益率も小売の商材の中でも利益率が低い。 
という本屋の市場と

 ・僕は、元書店員ではない。
と言う背景を考えると普通に勝負して勝ち目がない。

藤原和博さんや堀江貴文さんが
「10,000人に1人」の人材になるのではなく、
「100人に1人」×「100人に1人」で「10,000人に1人」になる。
と言うのと同じように、組み合わせで勝負をする。

そう決めて、元々やっていたモデル店舗を決めて、イメージを立てていく。

モデル店舗

1:ヴィレッジヴァンガード
「本屋だけど、本屋じゃない。」で、思い浮かんだのがヴィレヴァン。
学生時代、下北沢にあるヴィレヴァンに最初に行ったとき、とてもワクワクしたのを覚えている。
お店ごとに違う尖ったPOPが特徴的。

「遊べる本屋」をキーワードに、書籍、SPICE(雑貨類)、ニューメディア(CD・DVD類)を融合的に陳列して販売する小売業。

ヴィレッジヴァンガード HPより

2:SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(以下SPBS)
たまたま虎ノ門ヒルズに行ったときに見つけたのが、SPBS TORANOMON。
本屋と物販の組み合わせ。
文房具からサプリメントやアロマまで幅広いアイテムを揃えている。
隣にカフェもある。

本と編集の総合企業。
ヒトとモノとジョウホウが行き交い文化が育まれる場所となり、「本と本屋の未来の扉を開く」をビジョンに掲げ、6つの事業と3つのブランド(SPBS、+SPBS、CHOUCHOU)を運営しています。

SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS HPより

3:本屋B&B@下北沢
本屋B&Bは、ほぼ毎日トークイベントが開催されている本屋。
著者や編集者などをゲストに呼んで、イベントサイトで募集している。


4:天狼院書店@池袋
本を買う」より「本を介した体験をする」イメージ。
買った本を座敷でくつろぎながら読めるカフェや、本屋主催の読書会。

驚いたのは「ゼミ」の存在。
小説家養成、ライティング、マーケティング、カメラ、デザインなどなど。
一種の専門学校。
勉強するならそれは本買うよね。

天狼院書店が提供するのは、「READING LIFE」という新しいライフスタイル。
「本」だけでなく、その先にある「体験」までを提供する次世代型書店です。

天狼院書店 HPより

食品メーカー時代の終盤に新しいサプリメントを広める仕事や化粧品会社との共同開発や、いくつかの小売店の立ち上げをやってきた経験を活かせること。

僕の周りの友人とのコラボも可能。
ビジネス書の著者、プログラミングスクールの社長、動画クリエイター、インストラクター、読書会を企画する友人。

おおよその構想を固めていく。

メンターへの相談。

新しいチャレンジをする時、メンターのKさんに相談することにしている。
僕が起業しようと思ったきっかけをつくった方であり、独立を諦めそうになった時も踏ん張ってこれたのはこの方のおかげだ。

ビジネスパートナーとしても一緒に事業を立ち上げている妻と一緒に、メンターと相談することにした。
商材、集客面、資金面、人員面、おおよその構想を話す。

「なんか面白くないんだよね、このプラン。」

それがメンターの一言目だった。

「やまちゃんがそれをやりたいのもわかるし、おそらくある程度うまくいくと思うし、まとまっていて、やまちゃんらしいプランだと思う。」
「ただ、うまく表現できないんだけど、夢がないというか、一緒に立ち上げる仲間と豊かになるような、大きく成功する絵が浮かばない。」

みなさんがこういう状況になったらどうしますか?

想像してみてください。
自分が数年温めてきた構想に対して、尊敬する経営者の方にストップがかかった時。

僕は、その時、とある話を思い出した。

「お金の匂いがしない。」
Kさんの元会社の先輩で、Mさんという方がいる。
Mさんは、約20年前にとあるビジネスプランを持って、堀江貴文さんに会いに行った時にこう言われた結果、ビジネスプランを大きく方向転換したというのだ。

どこを見て仕事をするのか

メンターがストップをかけるには、理由が必ずある。
論理的に理由があるものもあれば、経験からくる感覚で止める場合もある。経営者独特の嗅覚のようなものであるようだ。

自分だけの成功を見るのか?
一緒に立ち上げる仲間やステークホルダーの成功、発展まで見るのか。

方向転換。

高校の同級生でもあり、ビジネスパートナーである妻もとあるビジネスプランを構想していた。
2022年出産を控えていた彼女は、僕の意見を尊重しつつも、大枠の構想を考えていた。

「方向性で言うとやまちゃんのプランより勝機があると思う」

これにより、本屋構想は、一旦ストップ。
方向性を大きく変え、プランを練り直すことになった。

長女の誕生。

2022年5月、娘が生まれる。
僕ら夫婦にとって待望のベイビーの誕生。

娘の誕生は、僕らのライフスタイルに大きく変えた。
そして娘との3人の生活が今後のプランに影響を与えていくことになる。



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