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『世襲経営者の取り組み』と『ものづくり』について発信します。

はじめまして。
ダイシン工業の鶴見亮介と言います。

スチールオフィス家具メーカーを経営しています。
祖父が創業し、65年を超える老舗家具メーカーです。

現在は2世代目の父親が社長を務めていますが、
これから兄と二人で3世代目として会社を盛り上げていこうと日々頑張っています。

さて、本日は初めてのnote執筆となります。
これからnoteでは、若手経営者として会社運営で得た、いろんな学びや気づきについて、備忘の意味も込めてこちらで発信していこうと思います。

若手経営者の中でも、私たちオーナー系の世襲経営者の方々と、起業家経営者の方々では、置かれる状況に違いがあると思っています。

起業家経営者の方々は、事業を選ぶにあたっての制約はなく、まっさらな状態で自分たちの決めた事業に心血を注がれていることかと思います。

一方でオーナー系企業の世襲経営者は、先代が既に築き上げてきたビジネスモデルがあり、それをどう活かして会社を成長させていくか、というところに思考を巡らせていると思います。
(もちろん、全く新しい事業をスタートされるケースもあるかと思います)

どちらが良いというわけではありませんが、世襲経営者のみなさんは、経営者になった時から、ある程度完成された事業が存在するありがたさを感じる一方で、既存事業の制約にしばられ、頭が固くなり、次の一手がなかなか思い浮かばない、という場面も多いのではないでしょうか。

製造業においては産業の歴史が特に長いので、商習慣的な制約も多く、オーナー系企業として長年続けてきても、次の新しい一手が見えてこない跡継ぎがいない、などの課題に直面している企業さんは多くあると思います。

私たちも、その企業の中の一つです。
跡継ぎは兄と私がいるので問題ありませんが、会社を成長させる次の効果的な一手がなかなか見つかりません。

祖父・叔父・父が積み上げてくれた貴重な財産(事業・人・設備・社外ネットワークなど)がある一方で、それをどう最大限活かして会社を成長させていくか、日々悩んでいます。なかなか結果も出ず、悶々とする日々を送っています。

三重県にある鈴鹿工場

そんな中でも、兄や私の若さ(30代前半)とバイタリティを生かして、入社以降、色んな新しいことにチャレンジを続けています。
上手く結果が出たものもあれば、上手くいかなかったこともたくさんあります。

noteでは、そんな若手経営者としてのわたしたちの活動を少しずつ発信していきます。もちろん、メーカーなのでものづくりについても発信させてください。

次回の記事では、
『映像制作の知識ゼロから工場プロモーションビデオを制作した話』
について執筆します。

最後までお読みいただきありがとうございました。


創業時から60年以上作り続けているファイリングキャビネット

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