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「共鳴」の話

こんにちは。


一昨日の東中野ALT_SPEAKERにて行われた「景色と情景 第二章 ー共鳴ー」


ご来場いただいた方、配信で見ていただいた方、本当にありがとうございました。


知らない方のためにお伝えしますと、「景色と情景」というのはSSWの伊々坂友秋君と共同でやっている1年間の企画です。



そして今回のNoteのタイトルである「共鳴」と、先日のイベントタイトルは実は似ているようで意味合いが違います。





でも、全く違うとも言い切れない。







そもそも今日Note にわざわざ記そうと思ったきっかけは、その伊々坂友秋くん(以後あきくん)にlineを打っていたことでした。





一昨日のライブを終えて一気にこれまでの疲れが溜まってきた僕らは、翌日それぞれの形でリフレッシュをしていました。



あきくんは仕事があったので夕方からとある場所へ(一応伏せておきます笑)




僕は朝早起きして江ノ島に海を見に行きました。


海が苦手、怖いという話をNoteでしたかは忘れましたが、その事実はありつつも(身近でなくても誰かしらその辺に人がいるのは前提ですが)海を見たくなることが時々あります。



朝から、ぼーーっと海を眺めました。



一回江ノ島を登ろうかと近くまで行きましたが、めんどくさいなと思ってすぐに踵を返しました。





Leica M-E(type240) レンズ何か忘れました。この後も同様です。







ライブを振りかえるわけでもなく、差し入れでもらったお菓子を鳥に取られないように一生懸命齧ること以外は、何にもしませんでした。












気づけば夕方。


犬がボールにつられて走り出したり、子供達が必死に穴をほったりしているのをただ眺めていました。






みんなめっちゃ人間やっとるなぁ






そんな風に思いました。





そして、今日仕事を終えて帰り道、あきくんとラインしながらようやくライブを振り返りはじめました。





そしてあることがよぎるのです。





僕とあきくんは毎晩、イメトレをやっています。



11月の最終章に満員のお客さんで囲まれた風景。



イメージをしながら水を注ぎ、その水を飲んだらお互いLINEでスタンプを送り合う。



もうずーーっとやっていることなのですが、思えば昨日、めちゃくちゃそのイメトレがやりやすかった。



どういう感覚かというと、


大勢集まって、達成感を感じているイメージ


から、


達成感を感じている自分視点で会場をみると、大勢集まっているイメージ



になった感じです。



物理的にいうと前回から超劇的に動員が増えたわけではないのですが、


でも、不思議とかなり目標に近づいた気がしています。



というのも。



当日の会場。僕たち(特にあきくん)は一昨日のライブを迎えるまで様々な葛藤と経験をしてきました。



おそらくそれが滲み出ていたのかな、と、思うのですが、



会場の人がみんなものすごく楽しんでくれていることがはっきりわかりました。



僕はこれまで、


ステージに立つ以上、自分が完璧で最高な演奏をして、それをお客さんに届けるのが絶対的使命である



と、考えていました。


もちろんそれはライブという形の理屈上、正解の一つであると思います。



しかし、今回のライブで一番最初に感じたことは


「お客さんの温かさによって成り立った」


でした。


それは、個人の演奏が(技術面など)150点だったわけではないからです。



しかし、お客さんはものすごく楽しんでくれた。

それは本当だという確信もあった。

それに、お客さんが楽しんでくれていたから、僕もめちゃくちゃ楽しむことができた。


これはさっきの考え方でいくと、僕が真っ先に元気を分け与えないといけないのに、もらっているのでは全然ダメじゃないか、ということになる。



落ち込み案件である。



しかし、不思議と僕も演奏後の感想は、




超楽しかった!!!






でした。



これもライブの一つの着地点なのかな、


と、その日はぼんやり思い、




翌日、海。






ボールに釣られて走る犬を見ると、



犬だなあと、


思った。


海辺で必死に穴を掘る子どもたちをみて、


めちゃくちゃ人間だなあ


と思った。





そんなふうに俯瞰して見ている僕は一体なんだ。


僕は全能の神ではない。



人間である。


なにか特別なことはない、上も下もない、人間である。



僕が与える、というのも烏滸がましい。



もちろん、形上は僕がステージに立って楽器を演奏して歌を歌う。


しかし、僕もまたお客さんからのエネルギーをもらい、また歌う。



これぞ、「共鳴」ということなんじゃないか。



きっと、僕たち二人のこれまでの軌跡を感じ取ってくれたお客さんは、僕たちをみて楽しい気持ちになってくれた。


それで僕らも、楽しく歌った。



その連鎖と繰り返しが、ライブであり、生きることそのものなのではないかと思ったのです。



きっとあの砂浜で見ていた光景が、自分の周りでも連続して起こっている。

楽しそうに笑う人たちをみて、僕もわたしもそこに入れてと、共鳴して連鎖していく。



だから、僕らはきっと大丈夫、何も心配いらない。




頭で考えるとこの世の中は実に複雑で難しい。



共鳴しあって、ただその瞬間を一生懸命に生きていくこと、それだけなのだろうと思うのです。




「景色と情景 第二章 ー共鳴ー」


このタイトルをつけた時に、こんなことを考えていたわけではない。



しかし、


僕らはそれを強く望んでいたのは確かなのだと、思うのです。








さて。



二章が終わり、続いては第三章が始まります!



近日中にフライヤー含め詳細告知しますが、、



日程は6月2日(日)


今回は夜公演です。



会場は御茶ノ水KAKADO




また詳しく告知しますね。




そして!!!!


こちらも近日中に大々的に告知始めますが、




11月30日(土)


吉祥寺STAR PINES CAFEにて



目標200人動員!!スペシャルツーマンライブです!



手売りチケットも販売はじめました。


ぜひ!!!!!



僕たちの成長劇を一緒に感じて、


共鳴しあってください!!!






























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