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noteを外で書いてみる


noteに出会って、まだ3ヶ月ほどの私。
書き始めたのは先月末、8月末からだ。

たくさんの方のnoteを見て、とても触発を受けている。
そして、noteで訪問する先々で良き出会いにも恵まれ、お顔は見られなくとも、心がつながる不思議な縁だと、言葉を通して伝わってくるお心を大切にしたいといつも思う。


いつもは家族が寝静まった深夜や、家事の合間にnoteを書いている。
今日2021年9月23日の早朝は、もうずいぶん涼しくなっていた。
祝日ではあるが家族は仕事。いつものようにお弁当と皆んなの分の朝食を作り、仕事へ送り出した後、まだ休んでいる60代の元気な両親だけに家を任せようと、私は愛用のiPadを持ってドライブに出かけた。

私が今住んでいるのは京都。
今朝は、長岡天神を30分ほど散策した。池の近くにいた大きな鳥(アオサギと思われる)に驚いて、視線を感じながら目を合わさず、隣の池の、虫の音と小鳥のさえずりに耳を傾けていた。深呼吸し庭園に行こうと、再び大きな鳥のガン見にビクビクしながら帽子を目深に被り、互いに干渉しない距離を保って私は歩みを進めた。

庭園には、葉の先端が、赤く色づき始めたもみじがちらほらあった。どんなに暑くても秋であることを知らされた。

ウォーキングしている人、お参りに来ている人、公園に犬の散歩で来ている人、出勤の人、それぞれ、この道を通ることで束の間の緑陰に癒されていた。


場所を変え、今度は光明寺へ。
中学校の卒業アルバムの写真撮影で訪れた以来だろうか。。
総門をくぐって、緩やかな石段「女人坂」を上がった。25℃の気温でちょうど上がりやすかった。
「女人坂」といえども、おそらく毎日お参りに来られているであろう熱心なご老人には、男女問わず上りも下りも途中で休憩が必要だ。「どうかお怪我なく…」との思いで、すれ違う人に軽く会釈した。
そして、上りきった充実感と同時に、私の目に飛び込んで来たのは、御影堂の大きさと、遠目に真っ白く見えた障子だった。私は歴史が好きだ。当時の名もなき庶民が築き上げた逞しさを感じた。2024年(令和6年)には立教開宗850年を迎えるようだ。
京都には神社仏閣が多いことはもちろんだが、あちこちに激動の歴史と深くつながっている建物や跡が見られる。私は大抵、歴史を調べてから現地に行くことが多いが、今朝は「そうだ、京都行こう」的にドライブしたので、光明寺内の一つひとつをスマホに教えてもらいながら散策を楽しんだ。

小腹が空いた。
気が付けば9時か。
お墓参りで訪れる人が急激に増えてきた。

「朝マックでもしよう」
南区の久世橋店に向かった。ここは、パーク&ゴーができる。とても便利でたまにお世話になっている。南区ではあるが、西京区と向日市との接点ともいえるような場所だ。
しかもJR向日町駅から向かうと、突き当たったT字路の先にマクドがあるのだが、T字路の信号を直進してマクドに入っていけるという面白い立地で、私はテーマパークに入るようで「ぷぷぷ」と笑える。

朝マックのソーセージエッグマフィンセットをクーポン利用で350円で購入。
パーク&ゴーはそう看板に書かれた駐車場に駐車しているだけで、クルーさんが持ってきてくれる。今日は高校生か大学生か、背の高いお兄ちゃんが持ってきてくれた。

「またお願いしまーす」

お兄ちゃんが爽やかに言った。
また来ることは間違いない私だが、そう言ってもらうと、またこの店に来ようかとなる。声かけってすごいなあと思いながら、車が停められるところでアツアツを食べた。


そして、まったりして、車の窓から風を楽しんでいた。

「ええなあ」

近場だが、ドライブして小腹も満たして、幸せだなあと思った。
私にはいろんな夢があって、人生を通して実現させたい一つが、世界の子どもたちへの支援だ。支援にも様々な形がある。それをするにも経済力を付けていきたいし、世界情勢を学ばねばならない。語学力も磨こう。

深呼吸した。決意と生命力に満ち溢れているように感じた。
いつもはこの気持ちを、気心知れた友人たちに話して励まされていた。
今日はnoteに書いてみたくなった。
見ず知らずの人でも、共鳴し合うものを感じたり、励まされたりするのがnoteだと思うことが多々あった。拙い文章しか書けない私も、書き続けていきたいと思う。

外はあっという間に33℃になっていた。
冷めたコーヒーを飲みきって、さあ家に帰ろう。


〈写真・文 ©︎2021 大山鳥子〉

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