森で深呼吸。
GW最終日のこと。近所に住むKちゃんに誘われて、散策に出かけました。業務終了後だったので、午後になってから。ちょうど雨も上がり、森歩きには最高のコンディションでした。
写真ではちょっと伝わらないのですが、雨に濡れた森の木々は本当に美しい。つややかな木肌がより際立って、ただただ美しい。そして空気が、何とも言えずしっとりヒンヤリとおいしい。私は常にお客さんとの共同生活なので、寝る時以外は常にマスク。なので、森の中にいる時だけマスクを外して深呼吸できますね。
マスクを外した瞬間のあの心地よさと満たされた感覚。お腹が空いて、待ち遠しいご飯をひと口した時みたいな感じ。いや?それ以上かも。今はこの空気がとてつもなくおいしいと感じますね。
3人くらいで手を広げてようやく収まるくらいのトチノキ。
鮮やかな色の新芽。
最終日、しかももう夕方。すれ違ったのは2人だけ。静かな森にこだまする鳥の声。遠くから聞こえるツツドリに、かすかに聞えたアオバトの音色。近くではキビタキの声に、頭上からオオルリの声。日が差して明るくなると、笹薮からにぎやかなソウシチョウの声が聞こえてきました。
カワラタケもつややか。
コケには露がついてキラキラ光っていました。
GW明けも緊急事態宣言、継続のようですね。大山は関西圏のお客さんが多いため、やはり影響を受けています。そして今まで当たり前のように営んでいた、寺や神社の祭りも無くなり、山開き前夜祭のたいまつ行列もやはり中止の模様。しかたない気持ちと、残念な気持ちと、なんでしないの??と、いろんな思いが交錯します。
あ、サンカヨウの芽。
小さいですね。花が咲くまでに3~4年かかるようですね。
これは2年目くらいのサイズの葉だろうか?このサンカヨウに花がつくころ、世の中がちょっと落ち着いて、再び祭が行なわれるようになってるといいですね・・・。
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