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やまねの塒日誌|vol.24|森の空き家活用の達人 ヤマネのはくぶつかん喫茶を企画中

たいへんひさかたぶりの投稿になってしまった。

鳥取県内の他地域で空き家活用に携わる協力隊仲間の企画に参加してきたり、
遠方は屋久島より学生時代からの友人が訪ねてきてくれたり、
喘息の発作が出て点滴をしたり、
町の文化祭に出店させてもらったり、
ちょっとばかし、立て込んでおりました。

そして今日は振替でお休みをいただくつもりにしていたはずが
勢い余って、うっかり出勤してきてしまいました。休むの下手。

さて、息つくまもなく、迫りくる次の出店。
これまでの出店はほとんど飲食でやってきたのですが
そろそろ、しっかり自分のやりたいことをさらけ出していこうかと思っていて。
今回は「はくぶつかん喫茶」と銘打ってみました。

私がこれまで携わってきたいきもの「ヤマネ」は、
森に暮らす小さなネズミの親戚。
子育ての際はしっかりとした巣を作り定住するのですが
ふだんの寝床は色々な場所を転々とする、流浪の民的生活をしていることが
長年の研究でわかってきています。
また、キツツキやヒメネズミなど、同所的に暮らしているほかの生きものたちの古巣を活用することがあります。
私も、初めて森の中で野生下のヤマネに出会ったのは
調査用の巣箱の中に持ち込まれた、ヒメネズミの巣材の中でのことでした。
なんなら、ネズミの巣に居候していることも…
この暮らしぶりは『ユキポンのお仕事』という漫画にも描かれていたりします。
ヤマネは、いわば "森の空き家活用の達人" なのです。
(というお話は、以前の記事にも書いていたかもしれません)

こんなヤマネの生態を通して、空き家のことを老若男女へわかりやすくお伝えし、考えるきっかけづくりができればと思っています。

と、想いばかりはあるものの、なかなか形にするのに苦戦し。
まずは小さく、イベント出店にかこつけて形にしてみようかと。

内容(自分用メモです、ごめんなさい)
・ヤマネ not ネズミ 
・天秤ではかるヤマネの体重測定
・ヤマネのたべもの、食えぬもの
・ヤマネのこそだて
・ヤマネのすまい
 → 生きもののくらし別 おすすめ住宅フローチャート
などを、できるだけ参加型のハンズオン展示で作ろうかと。

でもたぶん、それだけでは立ち寄り難いかもしれないので
マフィンやコーヒーなど、だれもがふらっと来やすいコンテンツと
大山のおしゃれ女子の友人によるフリマとのコラボもさせてもらう予定。
(実はこれがいちばん楽しみかもしれない。)

いや〜、なんてでっかい1店舗なんだろうか。大丈夫か。
出店予定のイベント「所子マルシェ」は もう今週末。
時間との戦いである。

ドナイショ~(といいつつ楽しい)

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