見出し画像

【スコトーマとRAS】 リアリティーを見えなくするもの

こんにちは!
DAISEIです!

今回はコーチングにおいて
絶対に欠かせない知識をアウトプットしていきます‼️



あなたは、あなたが現在まで
重要だと思っている物事しか見ることができません。



脳が本気で働くと、餓死する!

画像1

かつて究極のコンピュータと考えられていた人の脳は、
実は大した情報処理能力を持っていないことが
分かってきている。

ただ、
脳の凄いところは、
大した動きを持っているように見せかけるのが

非常に上手だということ。


もっとも、
脳が全然大した働きをしない器官だと
考えるのは間違い。

脳が本気ですべての情報処理を
やるとしたら、
大変な能力を発揮するだろう。

しかし!
困ったことに、
もし、脳が本気で働いたとすると、
私たちは餓死してしまう。

脳は、身体の中で最もエネルギーを
必要とする器官であり、

フル回転すれば、
その瞬間に本人が餓死するほどの
エネルギーを消費してしまうのです。

その代わりに、
脳は私たちを、
昨日見たものを今日も見た。
という気にさせ、

脳は
「知っているよ」と
自分をダマすのが得意なのです。



RASのカラクリ

そんな、
脳が手抜き器官であることが、
実はRASのカラクリそのものです。

例:カクテルパーティー

画像2

電車や、ライブ会場をイメージすると分かりやすい。

人間は、見ず知らずの人とは距離がくっついても
あまり気にならない。

ところが、見知った仲間だと、
その相手とは自分にとって違和感のない距離を保とうとする。

自分が会話している相手とは距離を保つ一方、
見ず知らずの隣のグループとはほとんど距離がない。

画像3

当然自分が話している相手の声よりも
隣のグループの話し声の方が大きく聞こえているはずです。

しかし、本人に隣の人の声は聞こえず、
1メートル先の相手の声が聞こえている。

なぜなら、
人の脳がその時重要でないと思った情報を遮断しているから。


これを、カクテルパーティー効果という。

つまり、これがRASなのです。

RAS
脳の活性化ネットワークで毎秒五感に入る
大量のメッセージの中でどれを意識するかを決定する。


RASがあるからこそ、
人間は正しく行動することができる。


重要な情報を見ない、聞かない、感じない。

このシステムがあるからこそ、
私たちは正常な意識状態を保つことができるのです。


隣の人の声が気になって
目の前の相手と会話ができなくなることもない。

ベッドの感触が気になって
夜眠れなくなることもない。

そうならないよう、
脳が重要でないと判断した瞬間に、
それが見えなくなり
聞こえなくなり
感じなくなり
脳が無理やり盲点(スコトーマ)
をつくり出してくれるわけです。

スコトーマ(盲点)
私たちは身の回りの情報を認識しているかのように感じているが、
実はスコトーマのせいで隠れている。



脳は見たいものしか見ない!

画像4

私たちの目の前にある世界は、
自分の脳が重要だと判断した情報だけで成り立っている。


では、脳が何を重要だと判断するのか。

それは、

「昨日までの自分が重要だと判断していたもの」

目の前の世界は、
その情報のみで成り立っている。

これがまさに、
あなたのリアリティーが
RASとスコトーマによって限定されていることのカラクリ。


したがって、
自分と自分のマインドを変えて行かない限り、
あなたの脳には、昨日、昨年と言った

過去において重要だった情報か、
その延長として今の瞬間に重要な情報しか
認識されることはありません。


そこでまずは、
ゴールの設定が非常に重要になってくる。

今の自分のコンフォートゾーンの外側にゴールを設定し、
そのゴールに自分自身で責任を持って臨み、
それを現実として、自分のものにしていくのです。


すると、RASがオープンになり、
ゴールを達成するための情報が
次々に脳に飛び込んでくる。

例えば、
人は新しいパソコンを買うと決めたとたん、

ネットやテレビの広告などで流れている
様々な情報が目に入るようになります。

茶 セール インスタグラム 

パソコンを買おうという気持ちがなかった時は、
スコトーマがかかり、
記事にも気がつきません。



このように、
何か新しい目標を設定すると、

私たちのマインドを支配している
今現在のリアリティーが変わり、
スコトーマが外れます。


さらにゴール世界のリアリティーを強めていくことで、
今まで見えなかったゴール達成の方法が、
当たり前のこととして見えてくるのです!!




最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。 よろしければサポートをよろしくお願い致します🙇‍♂️ コーチとしての活動に活用し、 皆様に頂いたサポート以上の価値提供をさせていただきます。