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情動記憶があなたをつくる

こんにちは!
DAISEIです!!

何が重要な情報かを決めるのは
自分の過去である

ということを前回の記事でご紹介しました!


ですが、
ここで言う”自分の過去”とは何なのでしょうか?


人間にとって意味を持つ過去


人間にとって意味を持つ過去とは

それを意識しているしていないに関わらず、
強い感情をともなった過去。

その記憶は

情動記憶

と呼ばれる。

つまり、情動記憶が
あなたにとって
何が重要かを常に決定しているのです。

あなたが持つ
ハビットやアティテュードも同じです。

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ハビット

習慣という意味で使われるが、
ここではもっと広い意味を持つ言葉として使う。

普段の癖などもハビットに含まれ、
毎日の日常の中で当たり前のように
無意識で行うこと全てを指します❗️

毎朝、
当たり前のようにコーヒーを飲む

これがハビットになります。



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アティテュード

態度
というよりも

行動の性向であり、
日常の無意識の選択のこと。

「コーヒーにしますか、
 紅茶にしますか?」

と尋ねられて、
「コーヒー」を選ぶことがアティテュード。


つまり、情動記憶は、
ハビットとアティテュードという

日常の無意識の行動と、
ものの見方、
考え方との両方を決めている。


言い換えれば、
私たちの自我の行動を制約しているもの

それは情動記憶である、
ということなんです!

ハビットとアティテュードを変えることなしに ゴールを設定しても、何をすればいいのか分からず、 ゴールを諦めることになる!


情動記憶とは?

要するに情動記憶って何なんだというところですが、

情動記憶とは、

「強い感情をともなった出来事の記憶」


強い感情というと、
失敗した記憶など、
悪いところだけを取り上げて考えられがち。

しかし、幼い頃の成功体験などいい情動記憶もある!


たとえば、子どもの頃のレストランで
騒いで怒られた人は、

レストランでは騒いではいけない。
という情動記憶が残ります。

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”怒られる”という経験は
強い感情をともなうのでこれは当然です。

逆に、
レストランで大人しくしていて
褒められた経験を持つ人も同様です。


つまり、
レストランでよく怒られた人や、
よく褒められた人は、
いずれはレストランに行った時は
静かにする人になり、

それがまさに日常における
無意識の行動と無意識の選択

ハビットとアティテュードになるのです❗️

しかしこのレストランにおける例は
問題だと考えられる。

幼い子どもがレストランで騒ぐのは当然のこと。

しかし、静かであることが正しいという
情動記憶を刻まれた子どもは

大人になっても人前で発言できず、
そのような大人から
リーダーや主役は生まれません。

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ポイントは
過去の出来事の情動記憶がつくりあげる
ハビット、アティテュードが
自分のゴールと合致したものであるかどうかは
何の保証もないということ。



成功を邪魔する情動記憶


ほとんどの人は、
良い結果を生み出すことを
妨げるハビットとアティテュードを
驚くほどたくさん持っている。

仕事 人間関係 音楽 食べ物

どんなものに対しても
あなたは自分が心地良いという方向へ動く。

心地良いと言っても
ポジティブに動くだけではない。


情動記憶によって

「痛いだろうな。」
「恥ずかしい思いをするだろうな。」

そう思う情報を知覚すると、
あなたは無意識のうちにそれを拒絶します。

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自分が居心地のいい状態を維持しようとする
ホメオスタシスが働いて、
その状況から逃れるでしょう。


したがって、私たちは
この無意識の行動・選択を変える必要がある。

だから
ハビットとアティテュードを変えないで
ゴールを設定したところで、

何をすれば良いか分からず、
ゴールを諦めることになってしまうのです。


ならば、
過去の情動記憶に細工すればいい?

それは間違いなのです。

なぜなら、過去の情動記憶に対する働きかけは
トラウマを悪化させ、
大変なリスクとなりますし、
それがゴールに合致する結果に繋がるかは関係ない。


過去の情動記憶に細工をする最高の方法は、

未来に対する働きかけである。




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