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散歩日記:昭和が残る東京都西の街、青梅。

東京都の西部、多摩川上流に位置する青梅。奥多摩や秩父の山々に囲まれた自然豊かな街です。都心から中央線一本で行けるアクセスの良さもあります。

青梅は歴史と文化の宝庫です。市内に点在する歴史的建造物があり、時代を超えた散歩をしている感じがします。


住吉神社

まずは歩いて住吉神社へ。JR青梅駅から徒歩で5分ほどにあります。1369年に創建された住吉神社。階段を登って境内に着きます。

住吉神社の社殿
青梅駅から近いところ
こちらの階段もなかなか長い

住吉神社:東京都青梅市住江町12


昭和レトロ商品博物館

続いて、住吉神社のすぐ近くにある昭和レトロ商品博物館に行きました。

昭和レトロ商品博物館は誰が運営しているのだろうか、ちょっと不思議。入館料が350円。入館料から考えると民間が運営しているのだろうか…。

建物正面より

外観からして昭和っぽい。むしろ大正時代を連想とさせるような佇まいです。もちろん大正時代なんて知らないですけど。

入り口すぐ

その名の通り、昭和の商品がズラリと並ぶ館内。昭和生まれで昭和のことがわからないと、入館料を払ってもあまり価値を感じられないんじゃないか、と思いました。

実は昭和生まれのわたしも、半分くらいのものは見たことがありません。もちろん、この入り口すぐの趣も、「子供の頃に昔のドラマで見たことがある」くらいなんです。

駄菓子屋を再現しているのかな?

駄菓子は確かに懐かしいです。最近ではコンビニに一部の駄菓子を取り扱っていることもあります。

流石にここまで駄菓子が並んでいた駄菓子屋さんは知らないかなぁ。でも、八百屋さんの一角でこんな感じの駄菓子は並んでいたかな?

いつの時代の昭和だろうか?

手前のオルガンかな?これは小学校で見たことがあるかもしれない…。丸い郵便ポストは今でもたまに見かけます。

寅さんの時代かな?
2階へ続く階段

小学生の頃、おばあちゃんの家がこんな階段だった!と思うくらい、急な階段です。

そうそうこんな感じでした。おばあちゃんの古い家

急な階段を上がると和室に資料が展示してありました。昭和レトロ商品博物館は、かつては誰かの家だったと予想します。

昭和レトロ商品博物館
住所:東京都青梅市住江町65
入場料:大人350円 小中学生200円


昭和幻燈館

昭和レトロ商品博物館と昭和幻燈館は近くにあるだけでなく、共通のチケット(共通で割引になるチケット)があります。同じ団体か企業が運営しているのでしょうか。名前が似ています。

昭和幻燈館はコンセプトをよく理解できませんでした。すみません…

昭和幻燈館の外観

外観からして昭和な感じがします。

入り口にある看板

看板にも昭和感あります。どことなくシュールです。昭和幻燈館=有田ひろみさんの作品展、と思っています。間違っていたらご指摘ください。

昭和な街の模型でしょうか?
なぜか猫の街。これが有田ひろみさんの作品かな?

昭和幻燈館
住所:東京都青梅市住江町9
入場料:大人250円、小中学生150円


津雲邸

かつての衆議院議員の津雲國利氏が青梅に建てた邸宅だそうです。重要文化財に指定されています。

入り口
一階
ソファーも当時のものでしょうか
2階
眺望が良かったです

津雲邸
住所:東京都青梅市住江町72-2
入場料:500円


古きレトロな街並み

住吉大社バス停あたりに古い街並みがあります。まずはバス停。

待合所に昭和感があります

ここを通るバス、なんと花小金井まで行きます。相当に距離があると思うんだけど…。いつか乗ってみたいです。

電話ボックスも使えそう

映画の広告と電話ボックス。古い映画の広告が残っているのではなくて、意図的につくってここに置いてあると思っています。


鮎美橋〜青梅市郷土博物館

続いて多摩川を渡って、青梅市郷土博物館に行きました。

もう少しで紅葉という感じです

鮎美橋からみる多摩川。少しだけ木々が色づいていました。

入り口

青梅市郷土博物館は無料。青梅市で出土した土器から、青梅市の地形までさまざまな青梅にまつわることを展示・説明しています。青梅について詳しくなれるかも。

館内の様子

青梅市って縄文時代の土器が出土しています。やはり多摩川が近くにあるためか、太古の昔から人が住んでいます。

青梅市郷土博物館
住所:東京都青梅市駒木町1丁目684
入館料:無料


旧宮崎家住宅

青梅市郷土博物館のとなりに旧宮崎家があります。国指定重要文化財に指定されている農家の家で、築200年ほどだそうです。

旧宮崎家住宅

青梅市内にあった住宅を、この場所に移転させたそうです。

囲炉裏には火がついてました

旧宮崎家住宅
住所:東京都青梅市駒木町一丁目684番地
入場料:無料



旧稲葉家住宅

旧青梅街道にある旧稲葉家住宅です。先ほどの宮崎家は農家で、稲葉家は商家だったそうです。青梅市内でも大きな商家であり、材木商や青梅縞の仲買問屋をしていたようです。

旧青梅街道からみる稲葉家住宅
稲葉家住宅内

宮崎家と確かにつくりが違いますね。奥に商品を並べていたりしたのでしょうか?

2階

2階には上がることはできませんが、見ることができました。

旧稲葉家住宅の裏側

裏には、この右手に納屋がありました。

旧稲葉家住宅
住所:東京都青梅市森下町499
入場料:無料

青梅大学いも学部

ちょっとここで休憩。おいもが美味しい。無添加・国産厳選素材のおいもにこだわっているそうです。

外がカリカリで中はホクホク。持ち帰るよりも、ここで食べることをお勧めしたいです。

外観
アイスクリームとお芋のセット

青梅大学いも学部
住所:東京都青梅市大柳町1373-1サンハイツ大柳103号


ランチ:青梅麦酒

ランチは、旧青梅街道の青梅麦酒さんに行きました。どれがどれくらいの料金だったか忘れてしまいました。ランチのプレートは1,000円を超えていたと思います。1,100円とかだったかな?

ビールをいただきました
ハンバーグ
からあげ

青梅麦酒
住所:東京都青梅市本町145


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