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自己成長につながる(と勝手に思っている)読書の方法。
こんにちは。
カイロスマーケティングで代表を務めております、佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。
今日は社内会議にて、思いがけないことから情報商材について話題になりました。そこからさらに話題が逸れて、「自己成長のために本を読む」という話へ(なぜ、こうなったのか…)。
自分が15年以上も続けてきた読書の方法を共有したところ、会議に参加していたカイロスマーケティングのみんながメモを取っていたことにとてもビックリ。こんな自分流の本を読む習慣がカイロスマーケティングのみんなの参考になるんだと。せっかくだからnoteに文章として残してみようと思い、帰宅後にまとめてみました。
自己成長につながるかもしれないよ、と思っている、わたしの読書の方法をご紹介させていただきます。ただ、自己流で再現性があるとも限らないので、これいいな、と思ったところだけご活用くださいませ。
本から学ぶ時に割り切りたいこと(勝手な前提)
紹介する読書の方法は、完全なる自己流だから、やっぱりそれなりの前提があります。前提なんてキレイな話ではなく、偏見なのかもしれません…。
自己成長のために読むビジネス書は2,000円くらいでしょうか。そのビジネス書を読むことで2,000円程度しか学べないと、割り切ってしまいます。まぁ、市場価値が2,000円の本1冊から数十万円の価値を得ることは無理がありますよね。これが1点目の前提。
1冊の本を読むには、その本の価格と同じくらいの自分の時給しか使わない。本を読む時間コストと本の価格が同じくらいになるといいのかな、と思っています。およそこんな目安で考えています。これが2点目の前提でしょうか。
月給25万円の人の正味の時給がおよそ2,000円ですので、1冊の本を読むために費やす時間はせいぜい1時間から1時間半程度にしておきたいと思っています。
本の読み進め方
本の選び方は後ほど紹介するとして、まずは本の読み方から。
そもそも1時間で読める文量は限られます。まずは目次を読み、自分が読みたいと思う章や項目に線をひきます。線を引く時には、黄色の蛍光ペンがおすすめです。Kindleの場合は線が引きにくいですが、よきに計らって下さい。
目次で線を引いた章を決めうちで読みます。本文で気になった箇所にどんどん黄色の蛍光ペンで線を引いていきます。たったこれだけです。まぁ、少しでも気になったらどんどん線を引いていく感じで進めましょう。
本によってはおよそ1時間で1冊全部読むこともあります。目次にて線を引いた章でも、違ったなと思ったらその章を全部読まないこともあります。
読み終わったら、線を引いた箇所をWordファイルに箇条書きで書き出します。線を引いた箇所が多くて、Wordファイルに1時間以上かけて書き出すこともありますが、それはご愛嬌。
Wordファイルは、iCloudに保存しています。iPhoneでも読めるようになります。後ほど紹介するように、スキマ時間でこのWordファイルを読み返せるようになるのです。
読んだ本は処分しています。必要な箇所をWordファイルに書き出したら、そのWordファイルが本の必要な部分になります。
都内に住むと本1冊の保存コストは無視できるほど安いとは言えないのではないか、と思っています。家賃に対する本1冊のコストが毎月50円だとしても、12ヶ月で600円。3年も保管したら、およそ本そのもののコストになります。まぁ、だいたい本棚に置いて3年なんてよくある話でしたので、こういう運用をすることにしました。小さな本棚だけが必要になりますので部屋がスッキリします。
また読みたいと思ったら、その時に迷わず買います。過去に3回も買ったことのある本があります。紙の本とKindleの両方買うことはかなり多くあります。読書という自己投資と考えたら、そんなに高いコストとは思えません。
ただ、辞書的に使う本はこの限りではありません。
本の選び方
学びたいテーマがあったら、そのテーマの本をまとめて5冊くらい、最低でも3冊は買います。時には10冊近く買うこともあります。必ず数冊買って、一気に読み込む。複数の本で同じことが書いてある事項については、そのテーマの基本事項であると理解します。
本の読み方で紹介したとおり、目次に目を通して読む箇所を限定し、1冊1時間くらいで読み切ります。そしてWordファイルに線を引いた箇所を書き出す。
学びたいテーマがある場合には、数冊読んで、線を引いた箇所を書き出したWordファイルをさらにテーマ用にまとめます。テーマ用のまとめをつくる時に時間がかかりますが、これでまとめきれれば、そのテーマを自分なりに学んだことになります。
選んだ本がハズレと感じることもあります。1〜2割くらいの確率でハズレと感じる傾向にあります。まぁ、自己啓発のためにかかる税金みたいな感覚で考えましょう。
ざっくばらんに本を選ぶときは、アマゾンのリコメンド機能を活用しています。およそ星が4つを超える評価がある本は、違ったなぁと思う本の確率が低くなる傾向にあると感じています。
おすすめの本を聞かれると悩みます…
「おすすめの本はありますか?」と聞かれることがあります。すごく答えにくいと思っています。好きな本はありますけど、他の人の役に立つんだか…と思うと、薦めることに躊躇します。
その人がこれまでに学習してきたことや、そのテーマに関する理解度、ご本人の興味のありか、などの要素に左右されてしまうため、おすすめの本をピンポイントで紹介しにくいんです。
同じ本を2回買うことがありますが、2回目に読む時には、1回目と違う箇所に線を引くことも少なくありません。2回目に読んだ時には、本の内容にあまり共感しないこともあります。1回目に読んだ時と、2回目に読んだ時では、自分の理解度や専門性、もしくは興味が違っていることが理由ではないか、と考えています。こんな感じですので、やっぱりその人のステージに合った本というものが存在するはずだと考えています。その人のことをすごくよく理解しない限り、人に本を薦めることを躊躇します。
本は自分の直感で選ぶ。本選びはある程度は「違ったなぁ」があることを前提にして、多読してほしいと思います。前述の通り、10冊買えば1〜2冊くらいは「違ったなぁ」本を買ってしまうことを念頭に置いて本を買ってみてはいかがでしょうか。
前述のアマゾンのリコメンデーション機能を使うこともおすすめ。これ結構やります。
読んだ本を復習する
本を読んで線を引いた箇所をWordファイルに残すことで、読んだ本のエッセンスはWordファイル化できます。読んだ本の復習には、このWordファイルを読むことになります。
よかった本、そうでない本。いろいろとあります。読んでよかったと思う本は、Wordファイルを読んで、さらに理解を深めると良いと思っています。
夜寝る前に10分程度。電車やバス、タクシーに乗っている時、もしくは待っている時。こんなスキマ時間を活用して読んだ本の復習をします。iCloudとiPhoneの組み合わせなら、PCでWordファイルを作って、スマホで読む。こんなことも可能になります。
同じテーマの本をさらにまとめて、そのまとめをWordファイルに書き起こすことで、あるテーマの理解度が深まります。How To本のまとめは、抽象化するという思考の訓練になるのでおすすめです。
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