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心房細動発症から手術を受けるまで13

入院当日

予定表
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2023年2月9日に入院し10日に手術して12日に退院という日程です。

2月9日

8時40分に総合受け付入院窓口へいき持参した書類と保険証を提出
すぐに検査を受けに行くように指示が来ました。最初はRIシンチという検査です。

すぐに最初の検査を受けます。
RIシンチという検査です。

RIシンチ検査とCT検査両方で造影剤を使用しますので稀に副作用や重篤な状態になってしまう方もいるため事前に説明があり承諾書の提出もします。

点滴の時と同じやつです

検査前に造影剤を入れるための針を腕に刺し造影剤を注射器で入れます。

RIシンチの機械

検査はこのマシンの上に仰向けに寝て行います。
手前側が頭で奥側が足になるように寝ます。
まずは手を体の横にまっすぐ伸ばした状態で撮影
次に手をバンザイした状態で撮影します。
約1時間ほどで検査は終了します。午後も同じ検査をもう一度行います。


CT検査の機械
Canon製

RIシンチ検査が終わった後は続いてCT検査も行いました。
同じくベッドに仰向けで寝て検査を受けます。
機械から音声で息を吸ってとか止めてとか指示が出ますので指示に従います。何度か繰り返していると医師がそばまで来てこれから造影剤を投与します。体が熱くなりますが皆さん同じくそうなりますので心配は入りませんと説明があり腕に刺した針から造影剤が投与されます。医師の説明通り造影剤が投与されると体全体がカッ〜と熱くなる感覚がありました。自分の場合熱く感じたのは最初の数十秒くらいでした。造影剤投与後もマシンから音声で指示がありますのでそれに従います。

どちらの検査も特に痛みもなく苦痛を感じる事はありませんでした。
造影剤は後で尿と一緒に体外へ排出されますので心配ありません。

次は入院前に行う新型コロナウイルスのPCR検査です。
群馬県立心臓血管センターでは綿棒を鼻の奥に突っ込んでやる検査です。
唾液採取の検査の方が良かったけど仕方ありませんね。PCR検査は11:00〜で検査場に医師が来て実施していただけます。先生の腕がいいのか鼻に突っ込まれてもあまり痛くはありませんでしたがムズムズ感はありました。鼻に入れて少しだけグリグリして静止してそこから5秒間カウントしたら終了です。

PCR検査が終了したら次に心電図検査と採血をして終了したら指示された場所で待機しているとPCRの検査が陰性ならばお迎えが来て入院許可になります。無事お迎えが来てやっと入院病棟へ案内されます。

入院病棟へ移動すると医師から病気や手術の事についての説明があります。
検査画像を見ながらどう言った状態であるか、心房細動がどういう病気なのか、手術の仕方や危険性・合併症などの説明がされました。説明を聞いて納得できれば同意書にサインして医師からの説明は終了です。



私の場合、左心房の肺静脈周辺の収縮の動きがかなり悪くなっておりこれが肺静脈周辺から出ている異常な電気信号のせいなのか?冠状動脈が詰まっていたり細くなってしまっていたりする事が原因なのか分からないのでカテーテルアブレーション手術が終了してからそのまま冠状動脈へ造影剤を投与して検査をすると説明がありました。そのためその検査用の同意書にもサインしました。

医師からの説明も終わり病室へ移動します。
担当してくれる看護師は男性の方でした。
看護師さんに現在飲んでいる持参した薬を渡します。
次の日から飲む分は看護師さんが持ってきてくれます。

病室は4人部屋でした。
先に入院している方が1名いらっしゃったのでご挨拶

病室に移動するとちょっと遅めでしたが昼食を持ってきていただけました。
食べている途中で呼び出しがあり午前中に受けたRIシンチの午後の検査をするので検査室まで移動。検査終了後に病室に戻り昼食の続き。
なんだかとても忙しいな(笑)

昼食後、女性の看護師がやってきて足の付け根から膝上くらいまでの毛を手術のため剃毛しにやってきました。カテーテルを入れる場所が足の付け根というよりかは、大事な部分に近い場所なのでその周辺を剃毛します。イメージだとカミソリで剃るのかと思っていたのですが実際は小型の電気バリカンでササッと剃って終わりでした。

剃毛後にシャワーを浴びてベッドで横になっていると看護師さんがポータブル心電図を取り付けにきました。

PHILIPS製の心電図器

赤・黄・緑の線は胸の電極に繋がっています。
青い太い線は電波用のアンテナ。ナースステーションの心電図計に電波で飛ばしてます。バッテリーが切れそうになると看護師さんがバッテリー交換に来ます。胸に貼った電極が取れたりしても看護師さんが貼り直しに来てくれます。院内を移動する時は首から下げられる専用の袋がありますのでそこにこの機械を入れて首からぶら下げて移動します。


やっと落ち着いてきたと思ったらもう夕食(笑)
この病院の食事は減塩食なので味は薄めです。
同じ部屋に入院していた方は量も足りなくて一階の売店に買いに行ってました。一階の売店にはコンビニのようなお弁当やパン、お菓子まで結構品揃えが良いです。土曜日の外来が休診の時でも開いてました。そして松屋の弁当が売ってました。土日は外来の患者さんは来ないので医師の方用なのかな?

夕食も食べ終わった後に看護師の方が明日の手術の時間が決まりましたと連絡しにきてくれました。2月10日の手術は朝一番の9:00〜という事でした。

AirPodsPro

前回、持参した方が良い物にAirPods Proを持っている方は持ってきた方がいいと書きましたがその理由に同室の方の存在があります。昼間はいいのですが夜間にTV観たり携帯いじったりしてる方がいたり、イビキが凄い方もいて寝れないなんて事が想定されるからです。実際、今回同室の方のイビキが午前1:00くらいからうるさくて寝れなくなりました。

では何故耳栓じゃなくてAirPodsなのか?

AirPodsには強力なノイズキャンセリング機能があります。
この機能をONにすると外部音がほとんど聞こえなくなります。
AirPodsを両耳に装着してノイズキャンセリング機能をONにして、あとは音楽など再生せずにそのまま無音のままにしておけば外部音が気にならないくらいのレベルまで小さくなりますので快適な環境にできるのです。
無音なので電池の消費も少なく満充電で朝まで電池が持ちました。

音を聞くための機器で音をシャットアウトするなんて使い方もできるのがいいですね。友人は船旅などで2等客室などエンジン音がうるさくて寝れない場所で同じ使い方をするという方もいました。

Apple以外でもノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスイヤホンはありますのでお持ちの方は同じ使い方を試してみてください。私はAirPodsしか持っていないので他の機器が同じような効果を発揮するのかは分からないです。








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