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熱中症対策にスポーツドリンクは必要???

こんにちは

スポーツトレーナーだいすけの健康になるための情報発信

今回も健康に関する有益な情報をあなたにお届けします!

いよいよ暑さや湿気を感じられるようになり、夏が近づいている気候になってきましたね。

今年の夏も暑そうですね・・・

夏の暑さで気を付けなければならないのは何といっても
「熱中症」
ではないでしょうか?

熱中症対策として大事と言われているのは
「水分補給」
ですね!

その他にも
・暑熱純化(暑さに慣れる)
・服装
・食事
・適度な運動
などが挙げられます。

今回は
「水分補給で熱中症を防ぐ」
特にスポーツドリンクの有無についてお話していきます。

私個人の意見を言わせてもらうと、
「熱中症対策にスポーツドリンクは必要ない」
を考えています。

・砂糖による摂取カロリーが多くなる
・ミネラルは食事から十分補給できる
これらがスポーツドリンクは必要ないと考える理由です。

このように考える理由をこれからお伝えしますね!

今回は砂糖によるデメリットをお伝えします。

勘違いしてほしくないのは
「スポーツドリンクを飲むことを否定しているわけではない」
ということです。
ここは頭に入れてこれからの話を聞いてくださいね。

熱中症対策に
スポーツドリンクを飲む人は多いかもしれません。

スポーツドリンクの謳い文句としては
・吸収が早い
・体に近い水
・汗で失ったミネラルを補給
などがあるのではないでしょうか?

確かにこれらの特徴があり、成分も含まれています。
スポーツドリンクを飲むことで得られるメリットがこれらですね。

しかし、デメリットもあります。
それは「砂糖」「果糖ぶどう糖液糖」という糖分です。
甘さ控えめというスポーツドリンクでも
角砂糖8~10個分の糖分が含まれています。

つまり500ml1本飲むと
およそ130kcalの糖分を摂取することになります。

運動中ではエネルギー摂取という意味では有効です。
130kcalというとご飯が約80gのエネルギー量となります。
お茶碗軽く1杯くらいですね。

ちなみにコンビニの塩おにぎりのカロリーは170calなので
スポーツドリンク500ml1本でおにぎり2/3分のカロリーを摂ること同じなのです。

スポーツをしていて汗をたくさんかいている人がスポーツドリンクを飲むメリットは
・水分補給
・ミネラル補給
・糖質補給
です。

汗で失った水分とミネラルの補給
運動で失ったエネルギーの補給
をスムーズに行うことができます。

しかし、運動をしていない人がスポーツドリンクを飲むと
単純に糖質を摂りすぎるリスクがある
ということになります。

砂糖のように吸収が早い糖質は血糖値が急激に上がりやすい特徴があります。
そうすると血中の糖濃度を下げるために、水が欲しくなります。

スポーツドリンクで水分補給したのに
砂糖の甘さを緩和するために水が欲しくなる

という矛盾が生じてしまいます・・・

これはスポーツをしている場合も同様に起こります。
口の中の甘さをなくすために水やお茶を飲んだ経験がある人もいるのではないでしょうか?

また、特に運動しているわけでなければスポーツドリンクを飲む行為は
甘いジュースを飲むのと変わりません。

運動している人がスポーツドリンクを飲むと
血中糖度や口の甘さを抑えるために水を飲む

運動していない人がスポーツドリンクを飲むと
糖質の過剰摂取になる

共に飲むことでデメリットがあります。

これが私が熱中症対策にスポーツドリンクは必要ないという理由です。

もちろん、これらのデメリットを超えるメリットを感じるのであれば、飲むのは全く問題ありません。

次回は
ミネラルは食事から十分補給できる
という観点からスポーツドリンクの有無をお伝えします。

お楽しみに!!!


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