最近観た映画の話
やっと映画館に行きました。映画館初め!
家で観たものも含めて、感想メモをまた残していこうと思います。
エクスペンダブルズ ニューブラッド
監督:スコット・ウォー
今年の映画館初めはエクスペンダブルズ。観に行ったら金ピカのいかついシールがもらえて嬉しかったです。普段使っているノートの表紙に貼りました。
印象に残ったのはリー(ジェイソン・ステイサム)がバイクを乗り回すところ。マシンガンみたいなのがついていて撃ちながら走りながらもう大変。敵と向かい合ってエンジンをふかすところが、そのエンジン音で会話しているみたいで面白かったです。「ブンブンブン…!!!(来いよ…!!!)」みたいな。ドッカンドッカンで大満足です。スタローンを…もっと見たかったけれども……!
ウィッカーマン
監督:ロビン・ハーディ
『ミッドサマー』を観てレビューなどを読み漁っていたときによく目にしたのがこの『ウィッカーマン』というタイトルでした。アリ・アスター監督が実際影響を受けたかどうかまでは調べてはいないのですが…でも知らない土地の宗教にどんどん巻き込まれていくよそ者という流れは確かにミッドサマー。
とにかくシンプルに恐ろしかったです。最悪の事態って、あんなふうに淡々と確実に一歩ずつ近づいてくるというか、自分の足で行かされるというか、そうなんだろうな……という絶望をすごくリアルに感じました。
ちなみに私は『ミッドサマー』を観てから、半年に一回くらいの頻度で回避不能な死に向かう系の悪夢を観るようになりました。『ウィッカーマン』は今のところ夢には出ていないけど、思い出すたび絶望で心がヒュッとなります。映画を観て負う傷は増えるばかり。良い。
レザボア・ドッグス デジタルリマスター版
監督:クエンティン・タランティーノ
30年ぶりに劇場で公開とのことで観に行きました。もちろん配信でしか観たことがないので、とっても嬉しい。もう最初の黒いスーツでぞろぞろ歩いていくところがとにかくカッコいい…
宝石店を襲うために集められたプロの泥棒たち。お互いの素性を明かさないように、色の名前をコードネームにしています。ボスが、お前はホワイト、お前はオレンジ…と名付けていく中、ピンクを割り振られた男が「ピンクはいやだ」とケチをつけるくだりがお気に入り。色を選ばせてやったら全員ブラックが良いって言うから選ばせない。確かに私も選んでいいならブラックが良い。かっこいいもん。
あのシーンのこのセリフが、みたいな小さな好きが連続した100分で、スピードが出たまんまバツッと終わっちゃうところも大好きです。すでにもう一度観たい。
カラオケ行こ!
監督:山下敦弘
原作コミックを読んで楽しみにしていた『カラオケ行こ!』
合唱部部長の中学生・聡実くんの元に、たまたま合唱を聞いていたヤクザ・成田狂児が「歌を教えて欲しい」と頼んできて…というお話です。和山やま先生の、独特のセリフの感じがしっかり再現されていてこだわりを感じました。原作とは違う部分もとっても良かった。ちょこちょこ出てくる「映画を観る部」がいい味出してました。
マンガでは想像するしかなかった歌のシーンが実写で観られたのがやっぱり面白かった!終始裏声が気持ち悪い「紅」。綾野剛さんをはじめとしたキャスト陣の熱唱がどれも最高でした。
そして狂児というキャラクター。マンガのワイルドな印象とはちょっと違った綾野剛さんの狂児ですがこれがまためちゃくちゃかっこよかった…。絵みたいだった…立ち姿が…スタイルが良すぎるんですかね…かっこよかったなあ………突然現れるけど突然消えて二度と会えないような感じもする寂しい魅力がすごかった。続編の『ファミレス行こ』も映画になるといいなと楽しみです!
こんな感じで今週は4本、うち3本は映画館で観られました。レザボアとカラオケは同じ日に映画館をはしごして観ています。一人で朝から映画を観るためにでかけて、合間にランチして、また観て…というのが久しぶりで、良い気分転換になりました。人と観るのも一人で行くのも楽しい。
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