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採用手法、結局なにが効果的?

「今までと同じ採用手法では母集団が確保できなくなってきた」
「採用費を抑えて応募数を増やしたい」
「応募が集まらない」
「効率の良い採用手法を検討したい」
「自社にあう採用方法がわからない」

年々採用の難易度が上がり、従来のままの採用活動では、人材確保に苦戦されている採用担当者様からの相談が増えています。

採用手法の多様化に伴い、各手法の特徴や最新トレンドを把握し、自社に合った採用手法を選ばなければ採用成功が難しくなっています。

今回は、より費用対効果の高い採用手法を求めている方のために、主な採用手法の特徴を解説していきます。
改めて自社の採用に効果的な手法を見直すことで、効率の良い採用を目指しましょう。


<主な採用手法4選>

求人広告

求人サイトへ求人情報を掲載することで、求職者からのエントリーを待つ採用手法。

数十万〜数百万人と非常に多くの求職者が登録していることから、母集団形成がしやすいのが最大のメリットです。

多くの場合、決まった期間に応じて掲載料金が発生します。
そのため、複数名の採用になっても追加料金は発生せず、採用人数が増えれば増えるほど1人あたりの採用コストが安くなることがメリットです。複数名の採用計画がある企業には効果的な手法です。

しかし、採用数が0人だったとしても掲載料金が発生してしまうため、失敗した場合のリスクが大きいのがデメリットです。
募集職種や掲載タイミング、ターゲットなどをしっかり定めた上で計画的に使用することをオススメします。

人材紹介

人材紹介会社から求職者を紹介してもらえる採用手法。

人材紹介サービスに登録している求職者の中から、自社のターゲットにマッチした人材を紹介してもらえるため、効率よくターゲット層と接触できます。また、多くは成果報酬型のため、採用に至らない限りコストは一切発生しません。

採用成功した場合、他の採用手法に比べるとコストはやや割高ですが、「忙しくて採用に工数をかけられない」「応募者数は多いが、なかなか自社にマッチした人材と出会えない」と悩んでいる企業にはピッタリです。

その一方で、人材紹介会社と効果的にコミュニケーションを取らないと、ターゲット外の求職者が多く紹介され、工数が余計に増える可能性もあります。

国内には多くの人材紹介会社があり、それぞれ得意不得意の領域があります。どの人材紹介会社を利用するのか、という点からプランを立てることをオススメします。

ダイレクトリクルーティング

求職者を企業自らが探し、データベースから直接アプローチする採用手法。求職者からの応募を「待つ」のではなく、企業側からアプローチする「攻め」の採用手法として近年多くの企業様の利用が増えています。

企業側からアプローチするため認知度に左右されにくい点や、採用担者者の行動量や工夫次第で成果を大きくあげることができます。

また「積極的には活動していないが、条件が合えば転職を考える」という「転職潜在層」と接点を持つことが可能です。
現在の採用市場が活発であるため、競合他社よりも早くアプローチをすることで採用成功に結び付きやすくなります。

しかし、「送信したスカウトメールの返信率が悪い」「スカウトメールを送信する時間を割けない」など、業務負荷が増加し、成果に結びつかないという悩みを抱える採用担当者の方も多くいます。効率的な運用には少しコツが必要です。

リファラル採用

自社の社員に友人や知人を紹介してもらう、人脈を介した採用手法。

自社と候補者を理解している社員の紹介から採用するため、候補者と職場のカルチャーとのマッチ度が高くなります。候補者は入社後も社内に馴染みやすく、オンボーディングがスムーズに進むため、定着率の高い即戦力を採用できる点が特徴です。

しかし、人事部だけでなく会社全体で取り組まなければ成果をあげられないため、実態としてリファラル採用が成功している企業は非常に少なく、制度としてなかなか浸透せず、苦戦している企業も多いです。

多くの社員に協力してもらえるように体制を整え、リファラル採用の文化を浸透させていく必要があります。

そのため、採用に至るまでに時間がかかるケースも多く、短期間での採用ではなく、長期的な視点で優秀な人材の確保や社員の定着率向上を目指す企業にオススメです。

<自社に合う採用手法は?>

募集ポジションの要件(難易度)や採用時期、採用予算に応じて適切な採用手法は異なります。採用手法が多様化するなかで自社に合ったものを選ぶためには、自社の採用課題や採用計画を明確にし、求める人材に適した手法であるかを検討しましょう。

各手法にはメリット・デメリットがあるため、一つの手法に固執するのではなく、複数の手法を組み合わせることも重要なポイントです。

採用手法を選んで実行したら、定期的に振り返り、採用活動にフィードバックを取り入れましょう。

手法のみならず、採用活動を行う時期など、さまざまな要因で応募者数に違いが生じることもあります。スケジュールに沿って採用活動を行いながら、定期的に応募状況などを振り返り、効果的な採用手法に注力するなど、見直しを行いましょう。

<採用手法の選定に困ったら?>

上記内容以外にも、採用活動を成功させるために必要なことはたくさんあります。今後、noteでも発信していきますが、個別でのご相談も承っております。

採用に関する内容でしたら、あらゆる内容にお答えいたしますので、ご興味のある方はXのDM、または下記よりお気軽にご連絡ください。



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