【4月24日は植物学の日】植物園から花き市場まで、愛知の花と緑を楽しもう!
4月24日は「植物学の日」。 大ナゴヤツアーズでも、4月には花や緑の魅力に触れられるツアーをたくさん揃えています。
植物園から路上の雑草観察まで。さらには、花き卸売市場の見学や山菜狩りなどユニークな体験も! 植物に関するプチ情報とともに、おすすめツアーをご紹介します。
「植物学の日」の由来とは
4月24日の「植物学の日」は、植物学者として有名な牧野富太郎博士の誕生日であることから制定されたのだそう。博士の名前から「マキノの日」と呼ばれることもあります。
牧野博士といえば、朝ドラ「らんまん」の主人公のモデルにもなった人物(神木隆之介くんの好演も記憶に新しいですよね!)。多数の新種を発見し、命名したことから「日本の植物学の父」とも称されています。
名古屋出身、日本を代表する植物学者といえば?
では、牧野博士より早い時代に植物学の基礎を築いた、名古屋出身の植物学者を知っていますか? 日本で初めての理学博士になったことや、「おしべ」「めしべ」「花粉」という言葉をつくったことでも知られる人物。昨年、生誕220年を迎えた伊藤圭介博士です。
60歳近く年の離れたふたりですが、牧野博士が初めて上京した際、伊藤博士の自宅を訪問するなど交流を持っていたのだとか。
東山植物園には、伊藤博士の遺品や関連資料を展示する「伊藤圭介記念室」があります。植物園に行ったら、ぜひ立ち寄ってみてください!
「関山」「普賢象」… 実はこれも桜の名前!?
そんな東山植物園で、春らんまんの桜の時期にお花見園遊会ツアーを開催! 元植物園長・伊藤悟さんの案内のもと、約100種1000本の桜が咲き誇る「桜の回廊」へ。
ソメイヨシノをはじめ、関山(かんざん)や普賢象(ふげんぞう)など、普段は聞きなれない名前の美しい桜がいっぱい。じっくり観察すると、花びらの数・形・色など驚きの発見があります。
また、「東洋一の水晶宮」と謳われ、重要文化財にも指定されている日本最古の温室も見学。温室の改修工事に伴う、植物たちの引っ越しを成功させた秘話を教えてもらいましょう。
驚きの美しさ!? 植物のミクロ世界へ
4月にはもう1コース、東山植物園でツアーを開催します。生物教員の永田孝さんの案内で、ルーペ片手に植物のミクロ構造を観察するという、全く違う切り口で楽しめるツアーです!
ミクロで見る植物の世界にうっとり。普段何気なくみている植物や花ですが、自分が昆虫になったような近さで見るとどんな世界が広がっているのでしょうか?
笹のプラントオパール 、山椒の油点 、グミの星状毛など、ミクロ構造から見られる不思議な仕組みや進化のカタチに驚くこと間違いなし。小さな世界に心をときめかせましょう!
道端の雑草こそ、面白い!?
植物園だけでなく、植物観察は道端でも楽しめるんです。ということで、春の雑草たちを愛でる、路上の生態系観察ツアーを開催します!
生き物や自然の面白さを教えてくれる伊藤栄一さんの案内で、いつもより視点を低く、雑草たちを観察。すると、思いもよらない世界が見えてきます。今回は「春の芽吹き編」。生物にとって「春」はどんな季節? 一緒に観察して考えてみましょう。
観察するだけじゃない! 食べる楽しみも!?
道端の次は、山へ!? 豊かな自然があるからこそ出会える春のめぐみ、野草・山菜採りに出かけましょう。
案内するのは、奥三河郷土館の元学芸員であり山菜に詳しい石井さん。食材としてはもちろん、暮らしの知恵や工夫を感じる郷土学の視点からも解説をしてくれます。そして、山菜たっぷりピザやサクサク天ぷらのランチを。 もちろん自分で採った山菜は、お土産に持ち帰りできますよ!
日本一の花き市場が、愛知県に!?
鉢花の観賞用植物の取引日本一、世界でも有数の花き市場が、なんと愛知県にあるって、知っていましたか? それが、豊明市にある「愛知豊明花き地方卸売市場」です。
ナゴヤドームのグランドがすっぽり収まる広さの、花き市場棟場に潜入! 活気あふれるセリの様子、日本中へ花が送り出される様子は圧巻です。
「母の日」が近いこの時期は開花品種も豊富。カーネーションをベースに、季節の花を使ったフラワーアレンジメントにも挑戦しましょう。最後に、日本の文化と花に詳しくなれる書籍もプレゼントします!
他にも、自分にぴったりの木&鉢を選べるMY盆栽ツアーや、自然の恵み・国産グレープフルーツの食べ比べツアーなど、4月にはまだまだ植物にまつわるツアーをご用意しています。公式サイトからチェックしてみてください!
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