
【ツアレポ】日本一のふとん屋「丹羽ふとん店」でオリジナル座布団づくり
こんにちは、大ナゴヤツアーズです。
今回のツアーレポートは、
「日本一のふとん屋「丹羽ふとん店」でオリジナル座布団づくり」。
注文をしてから完成まで3年かかる日本一のふとん屋さんで、座布団づくりをしてきました。
それでは2019年4月21日(日)に開催した時の様子を中心に、ちょっとだけお伝えしますよ。
まずは生地選び
座布団の顔となる生地をまず選びます。手触りや模様、風合いなどの異なるものが数種類ありますので、正直悩みますね。
綿をミルフィーユ状に重ねます
座布団づくりは、綿を何層にも重ねていくところから始まります。単純そうに見えて、座布団のふかふか具合を決める重要な工程です。丹羽さんにお手本を見せていただいたあと、いよいよ座布団づくりスタート。
座布団のサイズに綿が入り切るように四隅をちぎって、ミルフィーユ状になるように折り重ねていくのですが、なかなか丹羽さんのように綺麗には重なってくれません。。。
中でも特に難しいのがこの角の部分!
座布団の布の角まで綿が綺麗に入っていくために綿をピンっととがらせるのがポイントなんですが、全然うまくできません。。。
(最終的には丹羽さんが助けてくれるので大丈夫ですよ)
針と糸で縫い合わせます
綿ができあがったら、布の中に収めていきます。
ビニール袋を使って布の中に綿を押し込んだ後は、さきほどつくった角がきちんと布の角に収まるようにしっかりと綿を入れます。ここで上手に入れないと座布団の座り心地が悪くなってしまうため、しっかりと丁寧に入れていきます。
綿が綺麗に入ったら、好きな色の糸を決めて、座布団の口の部分を縫い合わせます。普段裁縫をしない方も多く、針に糸を通すのも一苦労だったりしますよね。裁縫が得意な方はどんどん縫い進めていきます。
そうじゃない人も丹羽さんに助けてもらえるのでご安心ください。それとこのツアーで時々見られるうれしい光景は、参加者の方同士で助け合うところ!裁縫上手な方はまさに第二のガイドさん!
房を付けて完成へ
布の口を縫い終えるといよいよ大詰め。
綿と布がずれないように房ををつくりながら縫い合わせていきます。ただの飾りにも見える部分ですが、重要な役割があったんですね。
これまでのどの工程にも増して、簡単そうに見えて全然わからない!
丹羽さんに何度も教えていただきながら、なんとか縫い合わせていきます。「先生助けてください!」とあちこちからヘルプの声がかかり大忙しです。
悪戦苦闘の末、無事オリジナルの座布団が完成しました!
すごい技術を持った職人さんほど、簡単にそうにやってしまうので、お手本を見た時には「あれ、なんかできそう」と錯覚しますが、やってみると本当に大変!職人さんのすごさを肌で感じました。
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開催地:愛知県名古屋市
ガイド:丹羽拓也さん・丹羽 正行さん / 丹羽ふとん店
ガイドさんHP:丹羽ふとん店