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チェロ グループレッスンで自己開示を求められる

今回は第一音の音探しと自己開示が大きなテーマだった。

その前に。
私は自分のチェロは持っていないので、いつも教室においてあるチェロを使っている。今回私の席に置いてあったチェロはいつもと全然違った。
弦の張りが全然違う。いつも左指で押さえる弦は、薬指と小指が笑っちゃうぐらいちゃんと押さえることができない。だからまともな音が出てこない。
なのに、今回めっちゃ押さえられる!
自分の指の力の弱さ問題じゃなかった!

うすうす、毎回弦を張りすぎじゃない?って思っていたけど弦の強さの正解は分からないし、自分のせいなのかと思っていた。次回同じチェロとは限らないけど。


<音探し>

グループレッスンでは指の基礎練習の時間は長い。45分ほど基礎練習をしている。弦を押さえる練習の時、初めに1番目の音が合っているか試しに皆弾いてみる。
先生が
「自分の音をよーく聞いて合わせるんだよ。」
と言う。


個人レッスンの時は、先生が音が「合ってる。」「ちょっと高い」と言ってくれた。ミの音を出すときに、自分にはミに聞こえているけど、先生に「高い」と言われたり、ミとファのコラボに聞こえると思っても先生から「合ってる」と言われていた。

グループでは自分で自分の音を聞いて合わせるみたいだ。
他の人たちは何度も弾いて1番目の音を探していた。

でも私は正解が分からないのに、よーく音を聞いても意味なくない?と思ってしまう。

だから私の音探しは、ざっくり「この辺!ミ!」で一瞬で終わる。
一瞬過ぎて、先生からは「始めのうちは時間をかけて探してね」と言われる。


皆どうやって音を探しているんだろう?



<自己開示>


練習曲を弾いていると、やはり私も含め皆音がずれてくる。左指が弦を移動したりすると、一番目の音の場所をまだ手が覚えていなくて、ちゃんとした音がでなくなってくるのだ。

先生は
「自分の音だけじゃなく、皆の音もちゃんと聞いて、高いなと思ったら、下げればいいし、低いなと思ったらあげればいいんだよ。

グループレッスンは、皆の音を聞けるのがメリットなんだから。

自分の中に閉じこもった音楽じゃなくて、皆の音を聞いた音にするんだよ。皆の音を聞いて比べて、自分を合わせていくことが大事なんだよ

と言う。


それ、一番無理。

こないだZ世代に指摘されたやつな。
「もっと自己開示してください!」っていうやつ。

それができてりゃもっと気楽に人と話してるって。




長いので『なぜ自己開示ができないか』を次号続けます。


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