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アラフォー 年賀状事情

今回年賀状を送る人を減らそうと思った。

もともと私は年賀状を送る人が少なかった。
大学の友人、後輩、小学校の同級生、中学校の同級生 などなど。
10人前後だった。


皆、子どもの写真を付けて送ってくれる。
そして「また会えたらいいね~」「会いたいな~」などの定型文をつけてくれる。


私はこの定型文が苦手だ。
うわべの挨拶が小さい頃から苦手で、ちゃんと真に受けてしまうのだ。


だから「会いたいなら、会えばいいじゃないか」
と思ってしまう。

本当に会いたいと思っていたら、人はさっさと約束をとりつけるんじゃないか。

実際、遠く離れたところに住んでいる友人は地元に帰ってくるたびに連絡をくれ、短い時間でも会ってくれる。実家が近所ということもあるが、友人がたくさんいるその友人はその約束などでいっぱいの中でも時間を作ってくれているのだといいように思っている。


でも、電車で1時間ほどの所に住んでいる友人は「会いたいな~」という定型文で1年間連絡はない。
じゃあ自分から連絡しろって?

子どもがいて家庭をもっている友人を自ら誘おうとは思わない。


なもんで、もういいやと思って年賀状を減らそうと思った。

今年は1枚だけ年賀状を送った。




元旦からしばらくして日本に帰ってきた。


今年の年賀状は3枚だった。
いつもの友人と小学校、中学校の友人1枚ずつ。


なるほど。今年の年賀状、人間関係の断捨離は両想いだったのか。
お互いにもうこの人との年賀状のやりとりはいいやっていう想いのマッチングが多数成立したようだ、今年。





数年前、尊敬もしていてずっと友人でいたいと思っていた友人がSNSに人間関係の断捨離をしたとあげていた。そしてきっちり1月1日に送ってくれていた年賀状は私からの一方通行となった。


そのとき、『あ~私は断捨離された側、しゃられた側なんだ』と知った。

少し悲しかったし、寂しかったような気がする。



今回多数の人間関係の断捨離両想いならお互い傷つかずにすむのか?よく分からない。


今の自分の気持ちが分からない。


でも今年送ってくれた友人2人には、遅ればせながら書いてポストに入れた。

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