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台中 おすすめホテル

2日目の朝食。
バイキングなので、昨日とあまり内容は変わらないだろうと特に期待せず向かった。
私は台湾のホテルで食べる一口サイズの蒸しパンのようなものがとても好きだ。
いつも熱々のふわふわで朝は食欲の出ない私でもなんとか食べられるからだ。味なし、黒糖味、黒ゴマ入り、カスタード入り、あずき入り、色々あるが、私は特に黒糖味が気に入っている。日本で言う黒糖味と言われるものよりも、パン全体から黒糖です!という味がするからだ。これはパンと言うのか分からないけれど。

今日も黒糖味の蒸しパンとスープを取った。
ちなみに昨日のスープはトマトと卵のスープだった。日本でも食べたことが組み合わせだったので特に気に留めず、馴染みのあるスープから飲んでおこうと食べていた。味は日本より薄味だなと思っていた。

昨日の朝食。右側の黒いのがお気に入り黒糖&卵とトマトのスープ

そして今日のスープは牛蒡と書いてあった。

牛蒡って珍しいなとスープの入った大きな鍋を覗いた。
見たこともないぐらい巨大な牛蒡の輪切りが浮いていた。
京都の堀川牛蒡よりも巨大だ。直径5センチぐらいはあった。

底からスープをすくうとたくさんの具材が入っていた。
なんとまぁすべてが初めてづくしだと思い、たっぷり器に入れて席に着いた。


さて、熱いうちにいただきます




なんじゃこりゃっ!!!!!!


ものすごく衝撃を受けた。目を見開く。
ごぼう以外にも、なつめ、くこのみなど具材がたくさん入っていた。
日本では味わうことのない独特の風味だ。まさに薬膳!!といった感じだった。もちろんおかわりもした。
今までに泊まった台湾のホテルの中で(そんなたくさん泊まったことはないが)こんなにも本格的なスープは初めてだった。

体の中から温まるとはこういうことか!と体感できる食事だった。



2日目、今日のスープはな~んだ♪と期待をして朝食の場所に向かった。

今日のスープは大根、豚、トウモロコシが入ったスープだった。
大根は大きく乱切りにされていた。トウモロコシから出汁がでていて、香ばしいような甘いような味だった。トウモロコシの芯って本当に出汁が出るんだな。とりあえず全面的に美味しかった。体が温まる。

このスープたちのお陰か分からないが、日本にいる時はお通じが一週間に一回と非常に滞っていた私が、毎日通じることとなった。
これが噂の薬膳なのか?!体によい食事というものはこういうことなんだと体感した。


トウモロコシのスープ



もちろんほかのお料理も美味しかった。これはレストランが付いているるホテルならではだからなんだろうか。


もちろんお部屋もきれいでとても広い。
スタッフの方は日本語が話せる方が常駐しているわけではなかった。それでも、私は日本語の漢字は書けたので、台中駅に行くためのタクシーを呼んでほしいということを漢字と英語で何とか説明すると、向こうの方も必死で理解しようとしてくださった。サービスもとてもよく皆さん親切だった。

お互い必死でお互いの言いたいことを理解し合う仲となった。


実はこの系列ホテルに3年前台南で利用したことがある。その時もとてもきれいなホテルでどちらかというと現代風だなとぐらいにしか思っていなかった。自転車をレンタルさせてくれてとても便利だったことは覚えている。


今回の台中のホテルでも言えば自転車はレンタルすることができる。

ツアーではなかなか台中泊は見かけないけれど、このお料理の感動を味わうのためにもう一度行くのもありだなぁ。近所にもサンドイッチで有名なパン屋さんもある。


朝食が衝撃を受けるほど、とても美味しく清潔で皆親切でとてもおすすめなホテルだった。


台中富信大飯店


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