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今ごろ、だけど。

図書館に行ったら、
いつも写真集や図録などを見て帰るのだけど、
たまたま、この本が目に入った。

話題になっていたなぁ、と涼みついでに読み始めたんだけど、静かな図書館で、ちょっと笑っちゃうから、気をつけながらね。

ふふふ。

大家さんの、マイぺースなところ。
いつも、ちゃんと自分なところ。
素敵だったなぁ。かわいいし。

時代は、めまぐるしく大きく変わっていくけれど、その中で自分でいることって、なかなか簡単なことじゃない気がする。

きっと 大家さんにとっては、
あたり前のことなんだろうけど。

自分にとって大事なものが、ちゃんとわかっていて、それを誰といても大切にしている大家さん。

わたしもそうありたいな。

時代や周りに、流されがちな、今。

自分を大切にする。

それは、なんとなく今の自分という感覚があったけど、今だけじゃなく、自分の過去の出来事も大切にすることだ。
いいことでも、そうでなくても、全部まるごと。

大家さんは、過去の戦争にまつわる様々なできごとや、その前の少女時代のできごとを、今の新たな出会いや日常のなかでも、ちゃんとあったものとしていた。

自分の生きてきたことを、大切にする。

なんか最近、やけに昔を思い出すことが多いから、重なるのかな。

過去の出来事を話すことは、どこか過去の栄光みたいに思われたり、昔は良かった話ととられるのではないか、という思いがよぎって、思い出を語ることが自然にできてないところがあるのだと思う。

でも、それはわたしの歩いてきた道。
大切にしたいことだ。

大家さんがかわいく教えてくれた。

これからって、なってるのに、
本棚に1冊しかなかったのは、こういうことだったんだ… 泣かされてしまったよ。







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