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印象派 モネからアメリカへ&マティスに行ってきた

4月5日、「印象派 モネからアメリカへ」と「マティス」を観てきました。

 4月5日に観に行くにあたり、前日の4月4日に図書館に行って時代背景を学んだり、Youtubeを見て、なぜ印象派が勃興したのか、なぜ風景画が多いのかなどを調べました。芸術は直感で観るものだとよく言いますが、それは絵に対する基礎知識があって初めて成せることだと思います。それと、印象派について勉強したことは決して無駄ではありませんでした。私は歴史全般に疎く、今回19世紀、20世紀の欧州の歴史を学べたのは良い経験になりました。今後は歴史の勉強にも力を入れてみようと思います。


 印象派について軽くおさらい

 印象派は19世紀後半のフランスで発生した芸術運動のこと。代表的な画家はモネ、マネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ。それまでは写実主義的な絵が多かったのだが、写真が普及し始め、絵ならではの魅力がないと画家は稼げなくなるとの危機感から、ある瞬間の光を表現するような、写真では現せない表現法が確立したとされている。風景画が多いのは、この時期にチューブ入り絵の具が初めて作られたので、外で絵を描けるようになったから。また、1842年のフランスでは第一次鉄道ブームが起きたので、印象派の作品には工場の煙突などを描いた作品も多い。

 当日の「印象派 モネからアメリカへ」は写真が撮れなかったのが残念。国立新美術館で展示されていたマティスは一部撮影ができたので、気になったものを下記に添付する。

 ピカソもそうであるが、マティスも写実的な絵を描けるのに、最終的にたどり着いたのが「切り絵」なのが面白い。本質的なものを見抜いた結果なのか、上手な絵を描くのに飽きたのか、世界中の人々を魅了する理由がそこにはある。これを機に印象派およびフォービズムのマティスについて、さらに深掘りしていきたい。

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