見出し画像

【俯瞰力】を鍛えるには○○をする!

皆さんこんにちは。
保健師のたくみです。

いきなりですが、皆さんは、物事を俯瞰的に考えることが得意ですか?

・物事を俯瞰的に考えられるようになりたい
・問題解決力を上げたい

このように思っている方は、この記事が役に立つと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

看護学生は物事を解決する力が高い

何かを解決するためには、物事を様々な角度からみることが必要になります。

そして、様々な角度から見るためには【俯瞰力】を高めなければなりません。

【俯瞰力】皆さんは、自信がありますか?

僕はかなり苦手な分野でした。
しかし、大学の頃、無意識のうちにこの力を鍛えていたんです。

それが、看護学生にはおなじみの【関連図】です

根拠がわかる看護義塾より引用

関連図とは、患者さんの基礎情報(性別、年齢など)を中心に

・家族関係
・基礎疾患
・疾病情報
・生活史
・治療内容 など

対象者に関するあらゆる情報を分解してその対象者を理解し、ケアに繋げて行くモノです。

これをビジネスや仕事に変えて考えてみるとかなり面白いんです。

例えば、【患者の基礎情報】を【解決したい問題・課題】に置き変えます。

そして、問題・課題を解決するために必要な要素を書き込んでいく。

それが上記で言う、家族関係や基礎疾患、治療内容などですね。

さらに、要素の【家族関係】【基礎疾患】【治療内容】を細分化していきます。

【家族関係】なら
→家事の負担が大きい
 家族の理解が得られない
 今後、手を貸してくれる家族がいない など

【治療内容】なら
→副作用は?
 無駄な薬はない?
 治療によって患者への負担は? などですね。

ビジネスなら売上を伸ばしたいと言う課題があり
【客数】という要素があるとすると
→新規顧客か
 リピーターか
 新規顧客の来店率は?
 購入率は?
 実店舗への来客が多い?
 ネットでの購入が多い? など

そうすれば、解決したい問題や課題がどのような要素で構成されているのか、今できる対策は何かが視覚的に確認できるようになります。

離れた場所から動かす

ここまで来ると、解決したい問題や課題の全体像が見えてくると思います。

ここで、早く問題を解決したいからと、中心(問題・課題のコア)近くにある大きな要因から手をつけると、中々物事が進まない状態に陥ります。

なぜなら、図で見るとイメージがつきやすいと思いますが、大きなネジを動かそうとすると様々なネジが絡まり合って中々動かないんです。

しかし、端にあるネジを動かせば、連動して少しずつ大きなネジも動いていきますよね。

しかも、端にあるネジの方が中心の大きなネジより少ない労力で動かすことができます。

なので、手をつけるべきところは、中心近くにある大きな要因ではなく中心から離れている場所です。

(そもそも、大きな要因を解決できるのであれば悩んでないですからね。)

この考え方を使うことで、今まで進まなかった物事や事業などが少しずつ動いていくのではないかなと思います。

また、今どこの要素を動かしているのか、次はどこを動かせば良いのかなど、事業の全体を確認しながら進めることができるので、

物事を俯瞰的に考えられるようになりたい。全体を把握することが苦手という方はぜひ、試してみてください!

さいごに


最後までご覧いただきありがとうございました。

僕は看護学校出身なので、看護師の考え方をある程度把握しています。

看護師学生もしくは看護師さんは、ご理解いただけると思いますが、看護職はかなり課題解決型の思考が必要です。(目標思考型が推奨されてはいるものの...)

そのため、その考え方を看護ではなくビジネスや他の仕事に活かすことで面白い人材になれるのではないかなと個人的に思っています。

皆さんも一度、看護の考え方を学んでみてはどうでしょうか?面白い発見があるかもしれません!

いいなと思ったら応援しよう!