見出し画像

【マイクロソフトから学ぶ!】生産性を高める3つの勘違い

みなさんこんにちは!

本日は、牛尾剛さんの著書「世界一のエンジニア思考」よりほとんどの人が勘違いしている「生産性を高める3つの勘違い」についてお話ししていきます。


今般、少子高齢化により働き手が減少する中
業務の効率性や一人当たりの生産性を高める動きが活発化しています。

そして、そういったノウハウが
書籍やYouTubeを始めとするSNS上で
多く見受けられますよね。


僕自身も、本業に活かし時間を有効に使うためにかなり勉強してきました。


しかし、本書を読んで巷に出ているノウハウは誤りなのでは?と思うところがあったので皆さんに共有したいと思います!

効率性・生産性を高めることの本質を知りたい方はぜひ最後までご覧ください!


【生産性を高める!?】3つの勘違い

本書を読んで、僕自身、勘違いしていた生産性を高めるコツを以下で3つ紹介します!


本書の著者である、牛尾剛さんは
現在、アメリカのマイクロソフトでエンジニアとして働いています。


牛尾さんは、44歳というエンジニアとしては
かなりベテランになってからマイクロソフトに
転職されています。

牛尾さん曰く、
自分は「三流エンジニア」だと言っています。


センスも才能もない。
さらに30代でADHDと診断され
自分の不器用さや疲れやすさを実感していたそうです。

しかし、そんな自分だからこそ
エンジニアとして働くために効率性、生産性を高めようと思ったそうです。

そして、40代で見事、マイクロソフトに転職し
今にいたるわけです。

しかし、マイクロソフトに転職後、周囲との生産性の差に愕然。


そこから、なぜマイクロソフト社のエンジニアは「生産性が高いのか」を同僚や上司の生活、仕事の仕方を徹底的に観察しそのchips、本質を記したのが本書なんです!


そのため、本書は本場アメリカのエンジニアの仕事術、マインド、生活習慣がガッツリ学べる一冊となっています。


ぜひ、以下紹介する3つの勘違いを自分の仕事の仕方と比べながら見てみてください!


勘違い❶:とりあえず手を動かす

「とりあえず手を動かせ!」
よく言われていますよね。


しかし、効率的に物事を進めるならまずは考えることが大切だそうです。


流れとしては、

課題を発見する

その課題が発生している理由を考える

仮説を立てる

仮説を手を動かして修正する


ポイントは
課題を発見した後、すぐにその課題の修正に入らないこと。

まずは、その課題が発生している背景を考えることが生産性を高める上では大切です。


なぜなら、
その課題自体が表面的な課題で
その背景には根本的な間違いがある可能性があるからです。


そこを治さない限り応急処置的な対処になってしまい、その後も課題が発生してしまいます。


根本原因を解決できれば
後々手間をかけることなく
一発で問題は解消しますよね。


そのため、課題を見つけたらまずは手を動かすのではなく、課題が発生している背景を考える。

ここが大切になります!

勘違い❷:テクニックを使う

生産性を高めるためには、テクニックも大切ですが、最も大切なのは理解に時間をかけることです。


❶と似たような内容になりますが、
背景や根拠、原因を理解していないのに
テクニックだけで乗り切ろうとするとかえって時間がかかります。

それよりも
背景や根拠の理解に時間をかけて基礎を学んでから物事を進めたほうが圧倒的に生産性が高まるんです。


効率性・生産性が高い人は
必ずと言ってよいほど、この「理解」に時間をかけています。


例えば、生産的な人と話していると
この人理解が早いなと思ったことはありませんか?

これは、根本的な知識(背景や根拠)が頭に入っているからなんです。


基本知識が頭に入っていると
文脈で物事を把握することができ
すぐに理解ができるようになります。


小手先のテクニックよりもまずは基礎となる考え方や背景の理解に時間をかけてみてください!


それだけで、その後の作業効率がグッと上がります!


勘違い❸:人に頼らない

生産性が高い人ほど人に意見を乞います。


皆さん、こんな経験はないでしょうか?

丸一日、業務について考え、試行錯誤しながら手を動かしたけど良いアイデアや解決策が出てこなかった。そこで、同僚や上司に意見をもらうと一発で解決。これならもっと早く意見を乞えばよかったと。

人に聞けば一瞬で答えが出るのに
中々、聞くことができず時間を無駄にしてしまっています。


日本の新人教育では、自分で調べてわからなければ聞く。これが浸透していますよね。

僕も社会人1年目の時にはトレーナーや上司からそのように教わりました。


巷では「ググれカス」という言葉もあるほどです。

確かに、自分の頭で悩むことも大切です。
しかし、自分の知識内で考えてもわからないものはわからないし、新しい発見もないため成長がないんです。

専門家や得意な人に教えを乞うことで
すぐさま実行に移すことができ、
生産性が高まるほか、自分にはない新しい考え方や手法を学ぶことができます。


これを知っているからこそ、生産性の高い人は人に意見を乞うんです!


さいごに

本日はほとんどの人が勘違いしている
「生産性を高める3つのウソ」についてお話ししました!


僕自身、社会人1年目の頃はガムシャラに手を動かすことを意識していました。


しかし、中々結果が出ないことを実感し
背景や原因を理解することに時間を使うようになって、かなり業務をスムーズに行えるようになったなと思います。

とにかくやってみることは大切ですが
効率性や生産性を高める上では
背景理解、基礎知識の理解に時間をかけた方が良いことを改めて実感しました。


本書では、こう言った生産性を高める
考え方やマインドセットが
豊富に紹介されています。

また、マイクロソフト社のエンジニアが
どのように考え業務を行なっているのかを
知ることができます!

生産性を高めたいという方にはおすすめの一冊となっているので、興味のある方はぜひ本書を手に取ってみてください!


本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

【本日の参考図書はこちら↓】

この記事が参加している募集

はじめての仕事

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?