見出し画像

むしろプラス?!就職活動で起きるドタキャンのピンチを加点に変える方法

こんにちは。大興電子通信note編集担当です。

今回はリクナビ人事ブログ特集のテーマ「ここは押さえて!最低限のマナー」から、ドタキャンへの対応策についてお届けします。

目次から各項目へ直接ジャンプできます。


就職活動中に発生しうるドタキャンのピンチ

新卒採用の就職活動をされている方であれば、インターンシップや説明会、社員懇談会、面接など、企業とのアポイントがいくつも発生するかと思います。

企業に足を運んだり、社員と話す機会を持つことは入社後の働くイメージを膨らませたり、マッチする企業を見つけたり、志望動機を明確にする上で必要不可欠ですね。

中には複数企業とのアポイントやエントリーシートや証明書類の提出、さらには学校の授業や課題の提出、アルバイトなど予定が立て込み、スケジュールがぎちぎち‥なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

過密スケジュールにより体調を崩してしまったり、急な予定が入り対応できなくなってしまったりと、企業とのアポイントが叶わない場面が発生するかもしれません。

当初のアポイントまで日程に余裕があれば、予約システムからキャンセルや日時変更の手続きをしたり、企業へメールで連絡を入れるなど、何らかの方法で企業にアポイント変更の旨を連絡される方が殆どかと思います。

ですが、例えば面接当日の朝、突然風邪を引いてしまい、どうしても面接に行くことができなそう‥

そんな時あなたならどうしますか?

昨日までは元気だったのに、どうして急に‥

風邪で面接に行けないなんて伝えたら、体調管理ができない人と思われるかな‥

ドタキャンしたら、今後の選考へはもう進めないだろうか‥

キャンセルしようにも、予約システムのキャンセル期限は過ぎている‥

キャンセルできないなら無理してでも面接に行くべきだろうか‥

でもやはり無理そうだ‥連絡は電話が良いのか、メールが良いのか‥

自分1人が行かなくても他の参加者もいるだろうし、影響はないだろう‥

ひょっとすると突然のことに戸惑い、様々な不安が頭を駆け巡り、どのように対応をしたらよいのか途方に暮れてしまう方もいるかもしれませんね。

だからといって、何もしないのはおすすめしません。

では、企業とのアポイントを急遽キャンセルしなくてはならない時、どのように対応すべきなのでしょうか。

企業とのアポイントを当日キャンセルする際の正しい対処法

約束を果たせないと分かった時点で企業へ直接連絡する、という方法が望ましいです。

連絡手段は約束の時間まで余裕があればメールでも良いと思いますが、電話であれば声で気持ちを伝えることもできます。

人間であれば誰しも風邪を引いたり、お腹を壊したりと、体調を崩すこともあるもの。他にも、やむを得ない事情により急遽予定が変更となることもあるかと思います。

したがって、当社では「キャンセルをしたから不合格」といった対応はせず、都合のつく日程でのアポイントを改めてご案内します

当日キャンセルをしたからと言って怒られる、ということはないのです。
(それで怒られるような企業は、就職先としておすすめしません)

むしろ当日であってもキャンセルの連絡をいただいたならば、不測の事態の中、きちんと連絡をしていただいたことに対してありがたいと思います。
約束の時間になっても現れない方の身の安全を心配をする必要がなくなり、空いた時間で他の業務を行うこともできるからです。

きちんと連絡のできる方に対しては、企業側の事情も配慮して、責任を持って誠実に対応することのできる方なのだと感じます

学生の皆さんから「現場で活躍している社員はどんな人ですか?」というご質問をよくいただきますが、まずは「誠実な人」と面接官も採用担当も口を揃えて回答しています。

意外と多い無断キャンセル

これは他社の採用担当の方からもよく挙がる話なのですが、連絡なしのキャンセルは非常に多いです。

特にインターンシップの場合、前日までの予約者数のうち、当日実際にお越しいただいた方は約半分、なんて日も珍しくありません。

キャンセルの連絡をいただくまでは、当然ながら企業側はアポイントがあるものとして面接や面談、イベントの準備を進め、予定の方が現れるのを待っています。しかし無断キャンセルをされてしまうと、待ちぼうけを食らってしまいます。

自分1人がキャンセルしても大したことないだろう、と他の人も考えているかもしれませんが、企業へきちんと連絡を入れることができるか、連絡を入れずにフェードアウトしてしまうかで、大きな差が生まれます

キャンセルの連絡をいただいていれば別日程をご案内しますが、無断キャンセルとなると「今後の選考をご案内しても同じことが起こるのではないか」「入社後も同じようなことをする人なのではないか」と考えますので、企業との信頼関係を1つ失うことになってしまいます

これは非常にもったいないですね。

求職者と企業として出会ったご縁は、今後仕事をする中で再び結びつくかもしれません。世間は思った以上に狭いので、就活中に無断欠席した会社が、将来あなたの担当顧客になる可能性もあります。できることなら一つ一つの約束を大切にし、数ある中での貴重なご縁を大切にしていきたいものですね。

就職活動は無理のないスケジューリングを

キャンセルすること自体が減点になったり、不合格になったりすることはありませんが、インターンシップや説明会のように選考に直結しないイベントでも、キャンセルの方法や履歴は残ります。予約システム上の予約やキャンセルの履歴も全て残ります。

選考が進んだ後、面接の合否出しや内定の段階で、このような履歴が1つの判断材料になることはありえます。

また、キャンセル待ちやイベントの枠を待っている他の就活生もいるかもしれません。「行きたい企業の参加枠、空かないかな~」なんて、お互いに思っているかもしれませんね。
お互いの立場を思いやり、困ったときには助け合う「持ちつ持たれつ」の心がけは仕事や友人関係でも非常に大切です。「お互い様」の気持ちで余裕を持って行動できることは、就活生である以前に人として素敵ですね

無理のないスケジュールで他の人への思いやりを忘れないために、自分のキャパシティを把握しておくことはとても重要です
予約の手続きをする段階で、実現可能なスケジュールかどうか、一呼吸おいて考えてみるのも良いかもしれません。

最後に

今回は就職活動中のキャンセルの方法やマインドセットついてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
少し説教臭くなってしまったかもしれませんが、キャンセルの向こう側に待っている人がいます。自身の行動の結果が多かれ少なかれ他の人に影響を与えていることを心の中に留めておくことは、就職活動だけでなく、あらゆる人間関係を構築する上でも大きな財産になります。
ぜひ日頃から意識しておきたいですね!

この豆知識で少しでも求職者の皆さんのお役に立てなら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回配信をお楽しみに!